秋アニメの総括感想と、冬アニメの1話感想です。
- BANANA FISH
- アイドルマスター SideM 理由あってMini!
- 風が強く吹いている
- どろろ
- かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜
まず、終了した秋アニメについて。
「BANANA FISH」は夏からの連続2クールで遂に完結。
終始展開が駆け足だったので、いろいろな要素が詰め込まれすぎていて、勿体無く感じましたが、最後まで偉大な原作へのリスペクトは感じられました。シンとブランカのやりとりが一切カットされなかったので、その点甘くなってるところはあります。
しかし、何度も「現代設定に改変する必要はなかった」と思わされました。
「アイドルマスター SideM 理由あってMini!」は、面白いかどうか、最後まで見てもよく分からなかった(笑)。ーーと言いつつ、キャラ物としては良いアニメだったと思います。毎回、複数のユニットが登場したのが良かったのだと思います。
前回アニメに登場している面子は登場すれば応援したくなるし、前回アニメでは登場しなかったキャラも何となく掴めて来て可愛く感じました。アニメ2期があるなら、この315プロ全メンバーで頑張って欲しくなります。
「風が強く吹いている」は2クール連続なので、視聴継続。
毎週、これを楽しみに一週間を過ごしていると言っても過言でないくらい惹き込まれています。
結構なオリジナル展開だと思いますが、適度に原作の展開を忘れているのと、ここは大事な要素だと思う箇所は上手く拾い上げてくれているので、改変が気にならないですね。でもこのペースで、原作ラストまでいけるのかしら?
冬アニメは2本だけ見てみました。
どちらも原作は未読です。
どろろ
妖怪話だとは聞いていたのですが、予想外にアニメとしては正統な時代劇モノが始まったので驚きました。どことなく黒澤映画の雰囲気も感じます。色味が抑えられていることが原因でしょうか。
さすがに手塚治虫先生の作だけあって、面白そう。全身作り物という設定も凄いです。でも一番良かったのは、どろろが犬に垂れる講釈と優しさですね。
凄惨な話で、容赦無く血みどろな描写がされているので、体調が良くないと見続けるのは辛そうかな、と思いました。
かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜
鈴木雅之氏のOPという、初っ端の掴みが良かったです。
ちょっと演出が古いところに、どことなく安心感を覚えるタイプのラブコメでした。バカと天才は紙一重、という感じの2人で、どちらかを応援するというスタンスでもなく、気楽に見られます。
生徒会室でひたすら会話するだけだと、1クール保たずにネタが尽きないか心配になりますが、原作は13巻(1/18発売)まであるので、その点は安心でした。