インディーアドベンチャーゲーム「WILL:素晴らしき世界」(PS4版)を開始。
http://publishing.playism.jp/will

WILL:素晴らしき世界

現在地:李雯「帰りたい」解決時点

雰囲気あるタイトル画像に惹かれて購入しました。
日本製でも違和感がないデザインだけれど、なんと中国インディー製。というわけで、システムの言語も日本語か中国語(簡体字)を選択可能でした。

設定

一度関与したキャラクターはプロフィール確認画面で音声を聞けましたが、これは中国語オンリー。また、登場するキャラクターは中国人設定なので、ちょっと人名が難しいです。私は中国人の名前が見分けられなくて中国史が苦手だったので、少し苦戦しそうです。
翻訳自体は、全く違和感ありませんでした。

驚いた時には大声で叫び、ぜひご近所の迷惑になりましょう

それどころか、ゲーム開始時に表示された上記の注意文などは、かなりのセンスを感じました。

相棒が「犬」というところもいいなと思っていたのですが、なんと彼・イシは犬ではなくだったのでした。言われてみれば確かにツノが生えてるけど……。じゃあ、なんで語尾にワンワンつけるんだ!

僕は犬じゃないし、あなたも人間じゃないワン

そして主人公も単なる少女ではなく、人間のお手紙に干渉して下界の出来事を変えるという特別な力を持つ神(ただし記憶喪失)だった、という予想外の導入に、なかなか驚かされました。

一応プレイ前に、パズル要素があるザッピングシステムのADVだということは調べていたのですが、パズルといっても「文章の入れ替え」によって話の展開を変えるという、なかなか独特のパズルでした。

チュートリアルとして手掛ける、最初のお手紙はこんな感じ(番号は説明のために付けたものであり、ゲーム中にはありません)。

李雯の手紙

1.1人きりのテニスコートに、ボールが落ち、バウンドする音だけが響いた。
2.チカチカと照明がちらついて、突然消えた。
3.私はボールを拾い終えると、テニスコートを離れ、来た時に通った路地へと向かった。
4.昼間でも暗かった路地を歩きながら、……(以下略)

テニスコートが暗くなった時に家の鍵を落としたようだが、コートに戻っても照明が消えているから探せない、と困っている少女・李雯を救うべく、手紙の文章をバラして入れ替えます。

李雯の手紙

と言っても、最初と最後のブロックは動かせないルールのため、今回は2と3を入れ替えるのみ。これだけで効果が出るのか?と最初は思ったのですがーー

1.1人きりのテニスコートに、ボールが落ち、バウンドする音だけが響いた。
2.私はボールを拾い終えると、テニスコートを離れ、来た時に通った路地へと向かった。
3.チカチカと照明がちらついて、突然消えた。
4.元々薄暗かった路地は、明かりがなくなると、真っ暗で少し……

「照明が突然消える」というアクシデントは避けられないけれど、その出来事の発生が「路地に向かった後」に変わったので、テニスコートの照明が消えたのではなく、路地の照明が消えた、という話に書き換わったわけですね。

李雯の手紙

なるほど、これは秀逸なアイデア!
結果的に、李雯は違う道を通って帰宅することにしたので、途中ゲームセンターに寄り道。この変化が彼女の未来や他のキャラクターに影響を及ぼすことや、神の力を使いすぎることによる「バタフライエフェクト」も注意してくるので、もしかすると手紙を書き換えないほうが後々良いこともあるのかしら。

手紙

縦は順番に届く手紙で時間の流れを、横はキャラクターたちの繋がりを表す形で、それぞれのお話が交差しそうな感じですね。

というわけで、1通目(チュートリアル)を終えただけの時点ですが、この調子なら楽しく遊べそうだと思いつつ、総プレイ時間の目安をちょっと調べようとして、重大な事実を知ってしまいました。

このゲーム、グロ表現ありって本当ですか!?

ゲームとしての善し悪しは好みに左右されるから気にしていないけれど、グロは苦手です。慌てて調べてみたら、確かにCERO D(17歳以上対象)でした。可愛い絵柄だから普通にCERO AかBだと思っていました。
冒頭で予告されていた「刺激的なシーン」とは、そっちの意味だったのですね。

ガマンするワン

イシくんと一緒にガマン、ガマンだ……。いや、積むかも?

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