3DSアクションゲーム「毛糸のカービィ プラス」体験版を遊びました。
https://www.nintendo.co.jp/3ds/be4j/pc/index.html
Wiiで販売された「毛糸のカービィ」の移植+α版。
Wii版の時から、とても柔らかそうな独特の毛糸グラフィックに惹かれていたのですが、見た目の通り子供向けな優しさと、意外な手応えの共存するアクションだと思いました。
体験版では、「ふんすいのにわ」「にじのたき」を、それぞれノーマルモードとデビルモードで遊べます。
カービィ達キャラクターだけでなく、ステージもキルト風で可愛いです。
また見た目だけなく、縫い目を閉じたり、ファスナーを開けたり、生地の裏に回ったり、とギミックに活用されていて、「毛糸」の世界観を活かしたつくりです。
カービィと言えば基本アクションは「吸い込み」と思っていましたが、本作は外伝的作品らしく、敵を吸い込むことはできません。代わりに、毛糸化したカービィならではの「毛糸を投げて引っ掛け、巻き取る」というアクションが主になりました。
また「コピー」的な要素として、ステージごとに用意された「メタモル」という変身要素があり、特定の区間のみ、巨大戦車やサーファーカービィに変身できます。
アクション難易度はーー実は、クリアだけなら誰でもできる仕様です。というのも、ノーマルモードだと「ゲームオーバー」の概念がなく、アクションでミスをしても、単に収集要素であるビーズが失われるだけなんですね。
各面に隠された3つの宝物探しも、ステージをちゃんと見ていれば気付けると感じます。
しかしクリアは簡単な反面、ビーズを全収集するのは、非常に難しく感じました。「ふんすいのにわ」は、巨大戦車の姿で進むエリアでミスってしまいましたし、「にじのたき」は、苦手の強制スクロールがあって結構な数のビーズを逃しました。
また「デビルモード」で挑むと、ライフ制アクションに変わった上、頭上から攻撃などをしてくる無敵のお邪魔キャラクター「デビル」がカービィを追っ掛け回すので、結構おおわらわでした。ゴールするだけなら問題ないけれど、収集要素までデビルモードで進めようと思うと、かなり難しそうですね。
二つの難易度を用意して、子供にも、高難易度を喜ぶゲーマーにも適合できるのは良いことだと思いました。