現在地:李雯側「路地」/張京民側「1200cc」終了状態
韓国在住のキャラクターが増えて来たので、基本的に張京民を軸に韓国の話が進むように展開させて、それで物語が進行しなくなったら李雯かジミーで中国の話を進める、というプレイ方法にしています。
悲惨な話が多くて気は滅入るけれど、この先どうなるのか?という疑問も止まらず、面白くなってきました。
今回は2人の新キャラクターが新登場。
まず、ロシア人ハーフらしい朴尚君。OPから容易く想像できた通り、虐待を受けている子供でしたが、展開がハード過ぎて、もう彼からの手紙は読みたくありません。
とにかく初っ端から難しい選択肢で、父親を酒瓶で殴り殺したり、母親をロープで締め殺したりと凄惨な内容でした。その次の手紙は入れ替え自体は簡単だったけれど、精神病院で男性医師にレイプされて終わる(モロな表現はありません)ので、これが「Rank S」展開なのか?と2度確認しました。
カルロスが小指を切り落としたりするのは、姉を探すために彼が選んだ道の果てなので多少仕方ないと思うけれど、自分で何も選べない内に不幸に遭うのはさすがに可哀想に感じます。
もっとも、朴尚君が精神病なのは事実かもしれないな、とも思っています。
もう1人ーーもとい1匹は、猫のミケ。
動物キャラクターが登場して和む展開と思いきや、いきなり父猫が交通事故に遭ってしまいました。Rank S展開が2パターンあるパターンは初めてですね。
同時に届いた張京民の手紙は、上司との気不味い入浴に関するアレコレで、なんとも緊張感がないと言うか、お前なんでも仏様に頼りすぎだぞ!と思いました。
この二人のリンクはもう一回あり、猫のミケの縄張り争いでの「彼が1匹の干し魚を持ち上げた」と、張京民が姜白夜(別人格)と対峙している最中の「彼が銃を構えた」を入れ替える超展開には笑いました。
くさやが姜課長の右手から飛び出し、電光石火のスピードで俺を襲う。
えっ? くさや?
張京民の驚きっぷりも面白いし、Rank Aの展開だと、姜課長の投げたくさやが壁に穿たれたりして、あのシリアスな緊張感はどこに行ったんだ感(笑)。
今後の展開として、四課に裏切り者がいるのが気になりますが、こちらから手紙を送ることもできないし、上手いこと乗り越えてくれるよう祈っています。
他の面々も、少し話が進んでいます。
李雯がお隣さんの正体(文櫂人)を知ったのは、結構大きな転機のように思います。情景にも美しさがありました。
逆に、もっと接点があるかと思っていた李雯とジミーは、あれ以降まったく関わりませんね。
一応、テニスを続けて彼女の目に留まりたいとは思っているようですが、「テニスのボーイ君」頼りなところで間違ってるからなぁ。
VRゲームで遊ぶシーンの多彩さは面白かったです。今のところ、ジミーが一番人生を楽しんでます。
アリシアは、いい人に拾われてよかったと思っていたら、それは一時のことでした。カルロスの方もどんどん足抜けしにくい状況になってる気がしますし、この姉弟はちゃんと幸せになれるのでしょうか。
台湾マフィア、人身売買、風俗話など、このゲームを遊んでると香港に対してネガティブな展開が多いな、と思います。中国本土から見た香港って、意外とアングラなイメージなのでしょうか。
願の方にもいくつか動きがあり、中国の歌を思い出したり、お役目を果たすために必要な「イシがくれたペン」というアイテムが登場しました。この手紙を分割するペンの力や瞬間移動能力などを考えると、イシの方が本物の神様で、願にその力を貸しているだけのようにも思えますね。
廊下が暗いままだったり、自室に入れてくれなかったりするのは、特に深い意味はないのかも知れないけれど、わざわざ描写するということは何かの伏線かな。イシが願を裏切っているとは思いたくないので、たぶん願を守るような目的だと思いたいのですが。
露伴先生の物真似できっぱり断っておきながら、ブラッシングに釣られるイシは可愛かったです。