春アニメの1話感想です(4作品)。
- この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
- 異世界かるてっと
- 賢者の孫
- さらざんまい
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
原作ゲームは未プレイ。
豪邸のリビングにあるブラウン管テレビの存在から、リメイク版でも原作通りの年代設定なのか、と気付いて少し驚きました。年代を変えると成立しないネタがあるのかしら。
キャラクターが次々登場して、話がどんどん進むので、多少気になるところはありつつも、退屈はさせずに1話が終わったな、という感じ。
主人公は、初っ端からくだらない下ネタを挨拶代わりにかますタイプでしたが、このくらいカラッとして欲望に忠実な方が、個人的には憎めないと思いました。
異世界かるてっと
全く前知識なく、30分でも5分でもない「15分アニメ」枠が気になって視聴しました。
異世界転生ないしトリップ物の4作品を集めたギャグ、という感じなのでしょうか。舞台設定が学園なだけで、あまり本気の学園モノというノリではなさそうですね。
SDキャラだけど、OP・EDからして凄く贅沢な作りで力が入ってるのは分かる。
ただ、残念ながら登場人物を知っていることが前提の作りで、私はこの作品群だと「Re:ゼロ」しかわからないので、脱落します。
賢者の孫
このくらい「テンプレ」感があると、逆に安心して見ていられるという気持ちがわかってきた。シュールな程の主人公最強系作品で、ここまで突き抜けていると清々しさを覚えます。
マーリン爺ちゃんが、孫好き過ぎで可愛かったです。
ストレスフリーな作品だから、なんとなく見続けても良いけれど、時間を割いてまで観るかと問われると肯定はできない、そういうポジションだと思いました。
さらざんまい
シュールというより狂気を感じて、最初から最後まで真顔で視聴してしまいました。
まさにこんな感じの顔。
「少女革命ウテナ」や「少女☆歌劇 レビュースタァライト」は、意味不明な展開や演出があっても、主人公たちの目的がハッキリしていたから話についていけたけれど、本作は登場人物たちが何をしたいのか、いまいち納得できませんでした。「謎」だけで引っ張られるのは、私はあまりピンとこないですね。
面白くなる可能性はあるけれど、それまで見続ける気力があるかは不明です。少なくとも、体調が優れないときに観るアニメではない(苦笑)。
主人公の女装コスバラしは衝撃的だったし、作画は4作品中一番良かったです。でも「尻」からぶっ刺されたりするので、絵面は一番汚かったかも知れません。