現在地:アスラム独立(バトルランク84)
今回はほぼイベント回。
拠点を全て制圧したため、ケーニヒスドルフ攻略が可能になりました。
既にエルマイエン公と対峙中だったゴール公を助けるため、即戦闘開始。エルマイエン公は、鎧のようなレムナントを装着した姿「アラ・メルビラーナ融合体」に変貌しました。
前回、勇士の城壁でジャーナ族と一緒に登場した「アラ・メルビラーナ結合体」は、こいつの色違いですね。ということは、ケーニヒスドルフ攻略より後に戦うことを想定された敵だったんだな……ということも自ずと分かりました。通りで、長期戦になった筈です。
今回は増援に次ぐ増援もないですし、既に行動パターンを掴んだ敵だったので、危うげなく勝利できました。
遺憾無く発揮されるエルマイエン公の小物っぷりと、それを踏み潰す覇王の容赦無さが対照的。
エルマイエン公は一欠片も好感を持てない人物でしたが、生理的嫌悪感という意味では、個人的に覇王の方が上です。あの「話が通じない」感は怖いです。
珍しいアングルでラッシュが吹き飛ばされた後、パグズ将軍がポーンとラッシュを飛び越えて吹っ飛んできたので、ちょっと吹きました。パグズ将軍、軽いんだろうなぁ。
覇王にあしらわれ手も足も出なかったことで、遂にダヴィッドが弱音を吐いたことに、なんだかとても共感しました。相手に対する抑止力がないなら、居場所がわかってもなんの意味もないんですよね。覇王の目的自体わからないので、追う必要があるのかも謎という気持ちもあります。
それに対して「打つ手はある」と言いつつ、その言葉の真意を伝えることなく一人で覇王を追って行ってしまうイリーナ、という展開にズッコケました。
イリーナは兄と違って自重できる子だと思っていたのに……。
一人でないと行使できない能力があるとかで、単独行動の結果、本当に収拾がつけられるなら良いけれど、まあ危機的状況に陥るのが目に見えています。
そうでなくとも、イリーナの部隊がリーダー不在では困るので、即刻、覇王とイリーナを追ってダークフォレストへ向かいます。
森に入ってしばらく進むと、突如ホムンクルス系モンスターが湧き出て、さらにマップも変化しました。
従前の霧がかったダークフォレストも神秘的だったけれど、この濃い緑のダークフォレストは更に雰囲気が良いですね。ちなみに、この森のBGM(Through the Tulgey Wood)のテンポが、TOSの「トレントの森」を彷彿とさせるので、ゲーム作曲家の間で、深い森のBGMのお約束があるのだろうか、と毎回思いながら聞いています。
最奥まで進むと、レムナントらしき球体の前で、覇王と、意識を失っているらしきイリーナにやっと追い付きました。
そして「相応しい姿」に変えられたイリーナーーイリーナイドと対決。
戦闘シーンに入ったら、合計9体もいたので、イリーナが分裂した!?と一瞬混乱しました。ワグラムがイリーナに擬態させていたハルピュリアに似た姿なので、そもそも「イリーナイド」と言うモンスターがいて、1体はイリーナが変貌した姿で、あと8体は野生のイリーナイドだったと思えば良いのかしら?
アニメートの「魅了」を喰らって少し警戒しましたが、ボスにしては珍しくHPが低いので、速攻すれば楽勝でした。
帰還したダヴィッドを待っていたのは、なんとセラパレス領主の訪問。そういえば、即イリーナを追ったので確認していませんでしたが、黒点を駆除したから各国領主の体調不良は治ったんでしょうか。
ここでゴール公からの次の指示と共に、アスラム独立が伝えられ、ちょっと驚かされました。
もう一人の主人公というべきダヴィッドの悲願だったのに、割とあっさり、思わぬタイミングで達成してしまいました。
で、それをお祝いするイリーナとダヴィッドの「ニヤニヤ」タイムなやりとりに、ラッシュが陰で不満気にしているのが笑えます。イリーナがダヴィッドに照れてる様子が気に食わないのか、ダヴィッドが「イリーナ嬢のお陰」なんて言っているのが自分が軽んじられているようで気に食わないのか、まあ複雑な男心ですね。