3DS「RPGツクールフェス プレイヤー」で遊べる、RPGツクールフェス製ゲーム「姉三人世界を覇す 〜愛と平和と宝を求めて〜」をプレイ
※RPGツクールフェス プレイヤーについては、公式サイト参照。

姉三人世界を覇す

第二回コンテスト優秀賞作品。
作品情報は下記の通りです。

姉三人世界を覇す
ヴァルカン氏(ID:1252)
制作時間282時間00分
姉は弟(勇者)の為に世界征服を志す 転職+ランダム宝箱+シンボルエンカウント

クリアまで約5時間の大ボリューム。

すごいゲームでした。
前回プレイした「私はゼウスです」(特別賞)より評価が高い優秀賞作品だという時点で、遊ぶ前から相当ハードルが上がっていたのですが、本作は普通に「500円で販売しているインディーゲーム」と言われても信じる出来でした。

非常に軽いノリと、単語レベルのやりとりで冒険が始まるので、シュールなストーリーかと思いきや、王道を往く熱い作品だったのは良い意味での裏切りでした。

パワが女王様に成り上がっていく序盤のスピード感がまず抜群で、その後は各国を回って、それぞれの問題を解決して友好を結んだり、領土化していく展開になります。
国ごとにゲストの仲間キャラクターが登場するので、ただお使いをさせられるのでなく、一緒に問題解決している感じがするのは良かったと思います。
キャラクター数は非常に多いのですが、みんな個性的なのでちゃんと全員が印象に残りました。

ワール王子

ワール王子が一番お気に入りなので、彼からもらった誓いの盾は、最後まで装備しましたよ。

最初は戸惑った単語レベルのやりとりも、繰り返されるうちに、独特の味わいやリズム感を感じるようになりました。

魔王滅ぶべし。慈悲は無い。

最終的には、自分も3人に続けて「行こう」と言いたくなってきます。

説明文通り、転職システムを採用していて、スキルや成長度が異なるクラスに随時変更できます。

転職

とはいえ、残念ながら習得スキルを転職後に引き継げる形でなく、転職すると、現在のレベルに応じてその職のスキルが使える状態になるという、結構簡易な形式でした。
戦闘難易度も低めなので、「決闘士」「魔法少女」「救世主」の基本3職で、最初から最後までプレイに支障ありませんでした。
ツクールの仕様内で転職システムを採用する時点で十分凄いのですが、通常のキャラクターレベルと職の習熟度を別にして育成できれば、転職システムがもっと生きたのでないかな、と思います。まあ、気楽に別職を試せるという意味では、いまの形も悪くないのですけれど。

戦闘は属性重視になっていて、弱点属性を突くと大ダメージになり、逆に耐性属性で攻撃するとなかなかダメージが通らない作り。
ツクールの仕様上、戦闘中に装備変更できないので、複数属性の敵が出てくるエリアはちょっと面倒でしたが、新しいエリアに行く度に属性を考えて武具を見直すのは、戦闘前編成が好きなプレイヤーとしては楽しかったです。

装備

また、ボスは事前に状態異常耐性が告知される親切設計なので、耐性がない状態異常を狙っていくという戦い方もできました。わたしは、ボスだからといってあらゆる状態異常に耐性があるのもつまらないと思っているので、これは嬉しい作りでした。

気になったマイナス点は、非常に瑣末なことが2点。
まず終盤に挿入される「過去編」が、見るだけのイベントなのにちょっと長めであること。それまでのストーリーは非常にサクサク進んでいただけに、少々冗長に感じました。
もう一つは「匠の鎧」というアイテム。投資して鍛えていく防具なのですが、結局、最後まで道中の拾い物で済んでしまったので、何のために存在したのか残念に思いました。どうせなら、これを究極に鍛えるくらいしないと倒せない裏ボスなんかがいても良かったかな。

しかしストーリーもゲーム性も穴がなく、本当に面白かった!
これが無料で遊べてしまって良いのか、申し訳なくなるくらいでした。

行こう

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