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コミカルRPG「シチズンズ オブ アース 戦え!副大統領と40人の市民達!」(PS4版)をプレイ。
https://www.arcsystemworks.jp/citizens/
現在地:1章終了
以前からちょっと気になっていた、海外インディーのダウンロード専売ゲームです。
ローカライズ&日本版販売を担当するアークシステムワークスが、本作の配信を停止するということで、今月30日まで75%OFFセールを開催中(3DS版のみ29日で終了)。
他のメーカーから再配信される可能性もゼロではありませんが、望みは薄いですし、steam版は日本語非対応。どちらにせよ後悔するなら、遊んで後悔しようと思ったので購入です。まあ、こういう記事も書けますしね。
本当は3DS版を買うつもりでしたが、容量(9064ブロック)の問題でPS4版になりました。
ちなみに、私が本作を気にしていた主な理由は、アメリカンジョーク満載(ただし開発元はカナダ)のバカゲーであり、それでいてまさかのフルボイス(ただし英語)ということが主な要因です。
割とはっきりした発声で聞き取りやすいので、英語の勉強になるーーかもしれません。
もっとも、こんなフレーズ(Well hey, did it get good-looking in here, or was that just me?)を覚えても使う機会がないですが。
あと、本作のボイスを延々聞いてると、「HAHAHA!」という笑い方になる弊害がありそうです。
グラフィックは「MOTHER」を彷彿とさせるカートゥーン調で、意外と大画面でプレイしてもしっくりきます。
フィールド上には調べられるオブジェクトがたくさんあり、それに対する副大統領のセリフが面白いだけでなく、初発見時は経験値も得られるということから、探索が楽しいです。
ベッドで寝ると夢の世界に行くこともできました。夢の分析家ーーおそらく心理学者を仲間にしないと夢の世界の家の外には出られないようですが、すでに現実が破茶滅茶な世界観なのに、どんな夢が広がっているのかと楽しみになりました。
登場人物は、全体的におかしな連中です。
そもそも主人公である副大統領(就任2日目にして休暇中)は、実家に戻ってきた理由が選挙期間中の洗濯物が溜まったからだとか、かなりーー否、とんでもなくいい加減な男です。口先だけで、自分は絶対戦わず、その場しのぎで生きている感じ。
ここまでダメ男だと、清々しいくらいです。
また、タイトル通り40人の市民が仲間にできるのですが、最初の仲間が「ママ」「弟」と来て、3人目が「陰謀論者」だった時点で、このゲームの方向性がわかりました(笑)。
他に「パン職人」と「スクールマスコット」もスカウト済み。
登場人物はほとんど仲間か敵なんじゃないか?と思うくらい、他にもスカウトできる人物はたくさん見掛けています。
仲間の数が多いのに戦闘参加できるのは3人だけな点が残念ですが、バランスはいい感じ。難易度はいつでも調整可能ですが、難易度をあげると報酬も良くなるので、ちょっと難しめでも頑張ろうかな、と思えます。
どこでもセーブが可能だったり、メインクエストとスカウトクエストだけでなくやり込みの管理もされているなど、UI関係は非常に整理されていて遊びやすいです。
強いて不満点を挙げるとしたら、イベント発生地点の判定が結構早い位置にあって、特定の場所に行くと勝手にイベントが発生してしまうので、フロアを探索しきる前にダンジョンクリアしてしまうことがある程度ですね。
ダッシュしても移動速度が遅い点は、移動速度を上げる仲間が存在する可能性があるので、様子見とします。
お馬鹿すぎて頭が痛くなるこのノリを許容できるか、という点で人は選びますが、ゲームとしての出来はちゃんとしている、まさしく真面目に作ったバカゲーでした。
今回は配信終了前のタイミングに合わせて急いでプレイ&記事にしましたが、続きはのんびり遊ぶつもりです。