現在地:2話「色あふれる世界」

DETROIT:Become Human

2話は、2人目の主人公マーカス視点のエピソードでしたが、その前に3人目の主人公カーラの再起動とオープニングムービーが挿入。
2038年のデトロイトの街並みが、近未来都市感に溢れていてワクワクしました。

2038年のデトロイト

オープニングが終わると、視点は秋の公園に移動。

繁華街へ出向いたアンドロイド・マーカスは、ベリーニペイントで商品を受け取る。

あらすじとしてはこれだけの、短いエピソードで、分岐もなくあっという間に終わったのですが、デトロイトの街を実際に歩けるというのが凄く面白かったです。

2038年のデトロイト

人の行き交う街の中を歩いている臨場感が素晴らしく、それほど自由度もないのにゆっくり歩いて堪能しました。
アンドロイドを批判する活動家がいたり、ホームレスがいたり、ゴミが落ちていたり、綺麗なだけでないデトロイトの実情が見えた気がします。ホットドック屋の前で立ち止まっていたら、「客が寄り付かないから失せろ」と怒られたのは、ちょっと驚きました。

ホットドック

進行ルート外には進めない、関係のない店には入れないという探索制限は残念ですが、マーカスは自分の意思で歩き回っているわけじゃないので、当然の制限でした。

ベリーニペイントはこちらにはない

ARのような感じで表示されるのも、アンドロイドの視点として考えれば違和感なく、アンドロイド主人公というのはうまい設定だなと思います。

ベリーニペイントを見つけたら店内に入って注文商品を受け取り、支払いも完了。
最初は操作し難いと思ったEXPERIENCEDモードの複雑なスティック操作も、慣れてくると「ドアノブを捻って開ける」といった感覚があり、没入感の増加に一役買っていると気付けました。

どうせ電子決済なのに、配送してもらわず受け取りに行くのか、と不思議に思ったけれど、アンドロイドに取りに行かせるのも、配送して貰うのも、人間からしたら変わらないですね。
だから、バスに乗っているのはアンドロイドの方が多いのでしょう。

バス

人間のスペースは座席で、乗車数の多いアンドロイドは立ったまま狭いスペースに押し込められているのは、この時代におけるアンドロイドの扱いが分かりやすく見てとれる描写でした。これがSF界の「モンゴメリー・バス」ですね。

それから、公園のベンチでコレクション要素の「雑誌」を見つけました。メイン記事は実際に読めるので、よりこの世界を知る事ができて面白いですね。

雑誌

見出しだけの記事に「VR MMORPGユーザーが10億人超え」とあって、この時代、アンドロイド技術だけでなくゲームも発展してるんだなと思い当たりました。同時接続人数とか、制限ないのでしょうか。

そんな感じで、2話は何事もなく終了。

色あふれる世界

のんびりしたおつかいだったのに、未開放要素が多くて、どこに目をつけて歩いてるんだ?という感じです。小心者なので、活動家に絡まれないよう遠巻きにしたせいだろうと思いますが……。

本作のプレイでは、1話ごとに敢えてMAIN MENUに戻るようにしています。
そうしたところ、突然「コントローラーのテスト」が行われ、コントローラーが振動したのでビックリしました。本当に画面の向こうの女性アンドロイドから話し掛けられているような気がしてくる、面白い仕掛けですね。

コントローラーのテスト

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