現在地:14話「鳥の巣」
昼食時、ハンスと打ち解けるため思うところを語るコナー。そんな中、不審な物音の通報があり、二人は現場へ向かう。現場から逃げ出した変異体アンドロイドを追うコナーだったが、追跡途中で容疑者を見失ってしまう。失敗はプログラムにないと動揺するコナーに、ハンクは「人間と同じようにミスしたんだ」と指摘する。
ハンクが車を止めたのは、「CHICKEN FeeD」の看板を出したバーガー屋。
バーガー屋だから、食べ物がハンバーガーなのはいいとして、飲み物を分析すると「XLサイズのソーダ」で、含有物に「パイナップルパッション」とありました。
警部補、可愛いもの飲んでますね!
署での暴言を謝罪すると、「ゴマスリ謝罪プログラム」等と揶揄しつつも友好度が上がっているハンクは可愛い人ですね。翻訳もいい感じです。
そのまま、食事に添える軽い会話を試みます。
差し障りない話題から入ろうと思って、最初は「友人」を選んだら、コナーがズバリ「あなたのお友達は 違法行為に手を染めているようです」と言い出して吹きました。確かに、ハンクに競馬のヤマを語っていた友人をスキャンすると、犯罪歴に違法賭博、詐欺と出ていたんですが、友好を得ようとする局面でそれを指摘する辺り、コナーはやっぱりアンドロイドですね。
これに限らず、選択肢から想像する会話の糸口と、実際にコナーの言い出すことがズレることがこのシーンでは結構あり、選んでから「そういう意味の選択肢だったのか」とズッコケたところがありましたが、総じてハンクの友好度は上がったようです。
何が彼の気に入るか、わからないものですね。
結構会話がゆっくり展開したので、これで終わりかと思いましたが、そのまま操作パートへ移行。
あの有名な「デトロイト市警だ!」の台詞が出てきました。ただ、ちょうどそのシーンの時に周囲が五月蝿かったせいか、それほど大声とは思わなかったです。
アパートの中は、鳩、鳩、鳩! 大量に蠢いているので、気持ち悪いです。
あとでギャラリーを確認したら、ハンクって鳩嫌いで鳥恐怖症なんですね(笑)。だからあんなに「鳩と暮らせるなんて人間じゃない」とか、色々怒っていたのか。それでいて、行き着けのバーガー屋の店名は「鳥の餌」だというのも可笑しいです。
室内の様子や食事の痕跡がない時点で、容疑者はアンドロイドだと思っていましたが、浴室でブルーブラッドとLEDが見つかったことで確定します。
室内にあった偽造IDは、どうやって手に入れたのでしょう。それに、当人の顔写真が使われていたように思いますが、コナーやマーカスみたいなプロトタイプならともかく、量産型のアンドロイドは、普通に顔でアンドロイドだとバレそうな気もします。
いつもの状況再現で、容疑者が部屋の中にまだいることが判明。
シチュエーション的に凄く怖いですよね。前回の屋根裏部屋の時も似たようなものだったけれど、今回はリアルタイムで押し入ったところなので、この後、お互いにどう出てくるかわからないところがあります。
ということで、天井から飛び降りてきた容疑者ルパートを追う追跡シーンへ突入。
ここ、自分で追わねばならないので、結構操作の腕が問われますね。
QTEはさほど問題なく捌けたのですが、一瞬で最適ルートを選んで行かねばならないのが難しかったです。更に、視点が動かせるのも善し悪しで、左右のどちらを先に見たかでも、結構タイムロスが生じていたと思います。
途中、時間がかかるルートを選んだのもあってか、完全に姿を見失ってしまい失敗。
この話でルパートを逃す結末に辿り着いたプレイヤーは76%ですが、その理由が「追跡中に見失う」なのは10%だけなんですね。つまり、追跡が純粋に下手だったということか……。
非常に悔しくて、フローチャートで追跡シーンから再開できることを確認してしまいましたが、初回はやり直さないことが推奨されているゲームなので、このまま進めます。
それにしても、プログラムにない、と言ってミスを認めないコナーの精神状態が心配になりましたが、考えてみたら、うちのコナーはこれが初めての明確な任務失敗なんですね。
アマンダからの評価は絶対下がるだろうなぁと思うと、次の対面が憂鬱です。