現在地：19話「エデンクラブ」
コナーたちは、事件現場である風俗店に到着。先に現場入りしていた刑事ギャビンは事件性なしと判断するが、現場に残っていたアンドロイドを再起動させて尋問すると、現場にはもう一体いたことがわかる。店内のアンドロイドのメモリーを読み取り、現場から逃走したアンドロイドの行方を追った二人は、倉庫で２体の変異体に襲われる。乱闘の最中、ハンクの銃を拾うも撃たなかったコナーに対し、変異体は「殺されそうになって反撃した。殺意はなかった」と自白を残し、逃走する。
やって参りました、エデンクラブ。
下ネタ系は嫌いだけどオープンなエロは嫌いではないという中途半端な人間なので、凄い店だな！と前のめりになりました。
写真で指名ではなく、半裸の美女や美男子がショーケースで展示されていて、そのまま指紋認証で決済して相手をしてもらう、というアンドロイド風俗ならではのシステムが凄いですね。男女両方に対応しているのも面白い。
アンドロイドだからか、お店の子達はいかがわしさはなくて、健全に見えました。それより、後ほど操作時にメモリーから見た、お相手を物色中の人間の方が、変な奴が多くて気持ち悪かったです。
事件現場で、ギャビンと鉢合わせ。
事件性はないと判断したようですが、普通に考えて、死体が仰向けで、相手をしていたはずのアンドロイドがかなり遠い位置で破損しているという時点で、腹上死には見えないと思うのですが、まあライバル刑事が無能なのは刑事ドラマのお約束でしょう。
ギャビンは、コナーとすれ違う際にわざわざ肩をぶつけるなど、幼稚で嫌な奴ですが、今のところ実害がないので、そんなに嫌いではありません。
あと、ここで初めてハンクにブルーブラッドを舐めて分析しているところを目撃され、「気色悪いぞ！」と指摘されました。まあ、否定はできません。
壊れていたアンドロイドを再起動させ、現場にもう一体アンドロイドがいたことを聞き出します。この子も怯えようなどを見ていると、今回の事件のせいで変異したのかな？
さらにその後も制限時間付きで、現場から立ち去ったアンドロイドの「目撃者」を探す探索が開始。
時間制限が結構きついですが、ショーケース内のアンドロイドのメモリーにアクセスするために、ハンクの手を借りてアンドロイドを「借りる」という発想が面白かったです。
「どうやって経理に説明しろってんだ」とか「こんな高くつく捜査は初めてだ」とか、ぶつくさ言いながらも、コナーの指示に従ってくれるハンクは、やっぱりチョロいですな！
散々アンドロイドのメモリーを読み取って、問題の青髪のアンドロイドの行き先を探るのに、最後は「清掃員に聞く」という捜査の基本に戻るのも、ちょっとした盲点でなかなか気付かず、やられたと思いました。
で、前述した通りいろいろ読み取った客の中で最高に変だと思ったのが、この寝そべる女です。
薄気味悪いです。第一、店の床に寝そべってアンドロイドを見上げてるだけとか、営業妨害じゃないですかね。
結局、制限時間ギリギリで倉庫に辿り着きました。
倉庫内ではrA9の記述を見つけたので、恐らく今回の容疑者は事件を起こす前に変異済みなんですよね。まあ、ハンクが店長から聞いていた、以前に失踪したらしい変異体の痕跡かもしれませんが。
なかなか犯人が見当たらなかったのですが、木を隠すなら森の中、と思って待機中アンドロイドが列なす辺りを確認すると、黄色いLEDライトが！
ここから、変異体の女性アンドロイド２人とのアクションQTEが連続発生。２対２とはいえ、酒飲み中年のハンクを抱えるコナー側が物凄く不利ですよね。女性型だからと言って、たぶんアンドロイドの身体能力に性差はないでしょうし。
その上スクリーンショット撮影しながらのせいで、数回ミスったのですが、一応コナー優勢で進めることができたようです。
最後に、ハンクの銃を拾ったコナーに「撃つ」「見逃す」の選択肢が登場。正直、とても悩みました。でも、アンドロイドは原則銃の所持が禁じられている、という第１話の法規が脳をチラついて、撃つことは止めました。
しかし、サイバーライフのために変異体の事件を追うアンドロイド・コナーとしては、撃つべきだったかもしれません。
チョロ甘なハンクは、逃げる二人を見て「これで良かったのかもしれない」とか言っていたけれど、ハンク、結局事件解決もできずに経理になんて説明するんです？（笑）
捜査パートが連続するので、かなり体感プレイ時間が長い話でした。
