三本足鳥の囀＠麻生壱埜

漢字を使った落ちものパズル。基本ルールはご覧の通りです。

ステージごとに決められた（もしくは自分で辞書から選んだ）５つの字がランダムに落ちてくるので、拡縮して組合せ、漢字を作っていきます。

面白いです。
多数の字を組み合わせた方が高得点、異なる字を組み合わせた方が高得点、同時にたくさんの漢字を消した方が高得点、などの細かいルールがあり、次に落ちてくる字を見ながら、なにが作れるか瞬時に考えていく必要があります。
例えば、五・土・日・木・口で組み合わせたのが、このステージ。このくらい狙い通り作れるとテンションが上がります。

得点がクリア条件のステージは、同じ組合せを複数作ってもいいので、とにかく字を素早く捌くことに集中する感じ。
逆に、作った漢字数がクリア条件のステージでは、複雑な組合せの漢字を作ろうとして、欲しい字がなかなか出てこない時に、とてもジリジリします。草冠（艸）なんか、なにも準備していないときに落ちてきても使い道ないから！と泣きたくなりました。

ゲームモードは２つ＋ゲーム中に登場する漢字辞典。

「全国テスト」は一回だけ、進級に必要なスコアが足りなかったので参加しましたが、基本的には基本モードの「テト字スの教科書」を遊んでいます。

難易度はやや高めです。
私は、中間テストの３つ目で躓きました。
とはいえ、ヒント機能として、そのステージで作成できる漢字を表示できたり、あと一手で漢字が完成する時はガイドが表示されるので、何度も頑張ればクリアできそう、と思える程好い歯応えです。

ステージの初期持ち時間は１分（60秒）。できあがった漢字を消して連鎖すると時間が回復する仕組みですが、実際のプレイ時間は３分くらいだと思います。
１プレイが短いので気軽にプレイできるのもいい塩梅です。まあ、逆に「もう一度挑戦しよう！」と繰り返すようになったら歯止めが効かないという面もあるのですけれど。

連鎖した時のエフェクトが爽快だったり、これまで作ったことがない漢字を完成させてステージクリアすると記録されるので嬉しかったり、小品ながらよくできたゲームです。

元はスマホアプリらしいですね。広告が挿入されるのは良いとしても、フリック操作に難があるらしいので、物理ボタンがあるSwitchへの移植はいい選択だったのでないかと思います。
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