現在地:21話「ブリッジ」
ハンクは、エデンクラブで取り逃がした変異体たちが、人間らしい「愛」の感情を持っていたことに悩んでいた。一方、アンドロイドと人間を混同することを良しとしないコナーはただの模倣だと否定し、「アンドロイドの死」の概念を問われると「無」だと冷淡に回答する。
コナー回。
順番的にマーカスかと思っていたので、ちょっと驚きました。たまに順番が入れ替わりますね。
舞台である公園からは、夜景なのでちょっと分かりにくいけれど、巨大な橋が見えます。
フローチャートで分かりますが、これがカナダに続くアンバサダー橋なんですね。変異体たちにとって希望の地であるカナダ。こんな目と鼻の先なのか、と驚きました。
ハンクと会話する前に、公園内を探索。あまり見たことのない遊具があって、アメリカの公園によくあるものなのか、未来遊具なのか気になりました。
ベンチに放置されていた雑誌で、サイバーライフの創業者にしてアンドロイド産みの親、カムスキーについての記事が読めました。創業が2018年、という現実と地続きの年が登場して、ちょっとドキドキしました。カムスキーレベルの天才が登場したら、本当に本作レベルのアンドロイドが現実のものになるんですかね?
個人的な質問は「自殺願望」を選択し、ロシアンルーレットを不定期にやってるような話を聞いてしまいました。ここは一歩踏み込んで、息子のことを聞き出すべきだったのかな。
さらっと流されてしまったので、事件の相談に突入。
すべての変異体に共通する点は「精神的ショック」だと思うのですが、せっかくロックが解除されているので「rA9」を選択です。
「神様を信じるアンドロイド」というのは、それがプログラムであれば別に不自然でもない気がしますが、変異体しか知らないという点で、どこから得た知識なのかが気になります。変異したカーラがrA9を知らなかった辺り、個体差もあるんですよね。マーカスの周辺ではrA9の話題が出ないので、彼が知っているかどうかは不明です。
銃を突きつけられたコナー。
機械だから、と思いつつ回答したら、結論が「冷たい回答」になってしまいました。
正直、ハンクがコナーに求めるものがわからないので、こちらも困るんですよね。ハンク自身もわかってはいないのだと思いますが……。コナーに変異体(人間)であって欲しいように見えるけれど、それは警察官としてのハンクと矛盾するのでないかな。
ハンクの前ではいい子ぶりつつ、回答は機械として生真面目にするせいで、ソフトウェアの異常が上がったり下がったり忙しいです。
ここでハンクに撃たれる人は17%。
私のコナーはハンクと友情関係なので撃たれることなく終わりましたが、もし撃たれるルートだった場合、次話で自分が撃ち殺したコナーと再会するハンクの心情を考えて興奮したかもしれません。