SwitchのDL専売アドベンチャー「Reigns Kings and Queens」から、KINGSバージョンこと「Reigns」をプレイ。

Reigns

一国の王として、次々現れる謁見者たちから迫られる二択を回答し、教会・人民・軍事力・国庫の勢力バランスを取って治世を続ける「Reigns」と「Reigns: Her Majesty」が2本セットになったゲーム。

Reigns

本作も元々スマホアプリらしく、謁見者に対して右(肯定)または左(否定)のフリックで進む設計に、その名残が見られます。でも、二択というシンプルな作りでも、ゲームとしては意外と奥深い印象です。

途中、ダンジョン攻略みたいなものやバトルもあるのですが、これもぜんぶ二択になっています。
新しい王が即位するとカードが重ねられて、順番に謁見者のイベントカードをめくって行くような演出なので、ボードゲームっぽさもあります。

奥が深いと語ったのは、このゲームは本当に「バランス」が重要で、4つの勢力(教会・人民・軍事力・国庫)のどれか一つでも0になると王位を追われるのは勿論、高くなりすぎてもダメなので、時には敢えて下げる行動を取ることも必要だという点です。

Reigns

これは、軍事力が高まりすぎて発生した軍事クーデターによる廃位ED。
一応、選択肢がどの勢力に影響を及ぼすかは確認できます。例えば母子のどちらを救うか医師から迫られるこの場面で、子を選ぶと教会・人民・軍事力のマークの上に丸が表示されるので、この3勢力に影響する選択肢であることがわかります。

Reigns

ですが、わかるのは上下することだけであって、上がるか下がるかまでは選んでみないとわからないのが難しいところ。上がると期待した選択肢が逆効果で致命傷に……ということもあります。

とはいえ、王位を追われても次の王が即位して続く仕様であることと、全てが二択でサクサク進む気楽さで、一度起動するとだらだらと遊んでしまいました。
また、謁見者のセリフや選択肢は結構ブラックだし、王の死にかたも色々あって、どう死ぬか?という点も楽しめています。

Reigns新王が即位

時折、4勢力と関係なく選択肢ミスによる即死もあるので、気が抜けません。

Reigns

最初のうちは手探りで、選択肢から想定していたものとは全く違う事態が起きて、愕然とすることが多々ありました。ひどい時は即位して翌年には退位、みたいな王が3人くらい続いたのですが、多くのイベントは重複があるので、段々コツが掴めてきました。
何度も同じイベントに遭遇するので飽きる感じもあるけれど、年代が進むとその時特有のイベントが生じたり、それに応じた称号も与えられるので、頑張りたくなります。

Reigns

実はゲームストーリー的には、王自身の「呪いを解く」という目標もあります。
ただし、これは普通にだらだらプレイしてもクリアできるものじゃないらしいので、自分としては、治世が何年続くかというハイスコアを目指すゲームとして遊んでいます。現在のHIGH SCOREは63年で、次の目標は80年。かなり果てない道のりです。

Reigns現王が逝去

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