現在地:23話「天敵」
ストラトフォードタワーに急行したハンクとコナーだったが、現場には既にFBIが到着し、捜査を引き継ぐという。意に介さず捜査を続けるコナーも、変異体の演説映像から得た分析結果の全てをハンクに告げなかった自分に戸惑いを覚える。屋上を探索したコナーは、ブルーブラッドの痕跡を辿り、置いていかれた変異体の仲間を発見。自死する変異体と接続したコナーは死の恐怖に襲われるが、僅かなメモリから「ジェリコ」という銘を読み取る。
この頃、タイトル画面に待機しているクロエが、物憂げな表情をしています。初期の頃は、単なる無表情だったと思うのですが……。
「私たちはもう友だちですよね?」と聞いてきたり、「シュレディンガーの猫」の話をし出したり、挙げ句の果てに「プログラムに問題があるようなのでリセットした方がいいかも」と言い出しました。
憂い顔は美しいけれど、不安を誘います。
まずは秋の庭園で、アマンダにエデンクラブの報告。
アマンダに、銃を持っていたのに撃たなかったことを知られていました。とりあえず、破壊を避けるため撃たなかったと言い訳しておきましたが、そもそもアンドロイドが銃を持つのは違法では?
場面はストラトフォードタワーへ移行。
FBIとは早速一悶着ありました。この辺はアメリカも、日本の本庁と所轄と変わりませんね。
現場をコナーの目で見直したら、やっぱり監視カメラがありました。映像も確認できるようだったのですが、どこで見られるのかわからず放置して進んでしまいました。
まあ、変異体のグループだったことは、証言や他の証拠からも明らかなので、監視カメラでわかる情報はあまりなかっただろうと思っておきます。
実際、マーカスの瞳孔反射から情報を読み取るなど、コナーの能力はやはり怖いなと思いました。今は自分が捜査する側だから良いけれど、カーラやマーカスで追われる側の立場になると、大変脅威に感じます。
ちなみに、この現場で、最初のダニエル事件の時に助けた警官から感謝されました。
にこやかに話し掛けてくれたのに、コナーが反応しないことで、そもそもコナーが廃棄されたことを思い出してトーンダウンしてしまったのが申し訳なかったけれど、アンドロイドの事件があった後で、アンドロイドに感謝する人と会えてちょっとホッとしました。
コナーが返す、なんとも微妙な笑顔も面白かったです。
内部に手引きした変異体がいるのでは?という情報があったので、キッチンでオペレーターアンドロイドを尋問。
……したのですが、フラグミスか、何も起きませんでした。
尋問ではあまり有効な手掛かりを得られなかったのですが、一番左のアンドロイドの目線が動いていて、たぶん変異体だなと思ったのに問い詰められず、無念です。
仕方なく屋上まで行って、案の定べったりと残ったブルーブラッドや証拠品の数々に、どうしたものかと困惑。
そして困惑したまま、サイモンを見付けてしまいました。
コナーとしては正しい行動なのに、隠れていたサイモンを見付けた瞬間、全力で謝りたい気持ちになって、プレイヤーとしては本当に複雑です。
銃撃戦になり、破壊を避けるため無理矢理近づいて接続。
メモリーへのアクセスを避けるため、サイモンは自分の顎を撃ち抜いて倒れました。PL600は2度死ぬーー。
接続中に相手が死んだせいか、コナーもLEDが真っ赤になって異様な状態になり、最近下げ傾向だったソフトウェアの異常が爆上げ。
それでも「ジェリコ」の名前という大きな手掛かりは手に入りましたので、グッと捜査が進展しそうです。いや、それで良いのかどうかは凄く悩ましいのですが……。
この場面、コナーに手抜き捜査させれば、サイモンは無事ジェリコに戻ってこられるんですよね。知っていたのに、仕事で手抜きができなかった。仕事人間な自分が今回ばかりは憎いです。
なお、フローチャートは載せないと書いたばかりですが、結末のパターンが11種類もあって仰け反ってので掲載します。
私が到達した「コナーはショック状態に陥ってしまった」EDは10%。11種類もあるということを考えると、まあ平均的なパターンですかね。