Switchアクションゲーム「魔神少女 -Chronicle 2D ACT-」体験版を遊びました。
3DSで発売された「魔神少女」のリメイク版。
私は魔神少女シリーズは未プレイですが、スピンオフの「ブレイブダンジョン」を遊んでおり、本家にも興味があったので触れてみました。
「ブレイブダンジョン」の裏ボス&隠しキャラだったジズーが、本家では主人公。
初対面が「ブレイブダンジョン」のせいか、実に悪役っぽく感じる主人公です(笑)。
逆に「ブレイブダンジョン」で主人公チームだったアルたちが、「魔神少女」では敵として登場するので、ボスキャラクターは全員知っている子……と思いきや、体験版で選べる天園図書館ステージは、ブレイブダンジョンには登場しないクリンスィーがボスでした。
6面あるうち、「ブレイブダンジョン」登場はアル、パペルネ、ストイの3人ですね。マリとルディは初代には登場していないとわかり、ちょっと意外でした。
アクション画面では、リメイクにより、おなじみのキャラクターがドットからイラストに直されて登場しています。
ドットで滑らかにアクションすることが、魔神少女シリーズの売りと思っていましたが、もともと髪や服のなびくさままで表現したアニメちっくな演出をしていたので、イラストでも全く違和感なく動きます。
本作のジャンルはアクションで、確かに普通の2Dアクションっぽい画面だし、好きなステージから始められて、ボスの能力を奪える「ロックマン」模倣の作品ではあります。
しかし割と敵の配置を覚えることが重要だったり、トレースを回収することで自分が強化されていくシステムを採用していることなどから、シューティングっぽい手触りも感じました。
難易度は3種類から選択でき、NORMALはボスがかなり硬くなりますが、EASYならだいぶ気楽に楽しむことができます。残機がある限り即時リトライできるのも、心が折れにくい良い作りで、頑張ろうと思えました。
また、累計トレースを使った成長要素もあるので、腕前がなくてもコツコツ頑張ればクリアできそうなのもアクション下手には嬉しいところ。最初はクリアに7分以上掛かった天園図書館ステージも、敵の配置を覚えたりスキルを上げることで、3分30秒まで縮めることができて、自分の成長を実感できました。
ボス戦時の、会話とは言えない台詞の応酬と対決演出など、「ブレイブダンジョン」と同じで懐かしく思いました(正確には、「ブレイブダンジョン」が「魔神少女」と同じ)。
それなりに難しめのアクションゲームですが、可愛い絵柄に釣られたユーザーも十分楽しめるよう配慮されていて、インディーらしい良いゲームでした。
ただ、私が本当にプレイするならEASY一択かな……。