現在地:28話「最後の切り札」

DETROIT:Become Human

デトロイトウィーク2日目。

変異体に関する事件はFBIが引き継ぎ、ハンクは捜査から外されることになった。サイバーラーフに送り返されれば廃棄を免れないコナーは、ハンクに訴え、保管室に忍び込んで「ジェリコ」の場所を突き止めようとする。ストラトフォードタワーの変異体を再起動させたコナーは、マーカスに成りすましてジェリコの位置の情報を受け取る。

ある意味、コナーも反乱を起こすことになりました。
「サイバーライフ社の指示に従う」というお題目はあるけれど、コナーの「廃棄されたくない」という気持ちが大きく前面に出てきたと思います。アンドロイドのシャットダウンは死ではないと言っていたコナーが、いざ廃棄を前にして動揺しているように見えるのは、前回サイモンと接続して恐怖を味わったせいなんでしょうか。いつもの「私は変異体ではありません」の台詞も、もうほとんど人間の台詞のように聞こえます。

冬景色の禅庭園で、アマンダからは叱責を受けました。
クロエを撃たなかったので当然ですね。

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アマンダとカムスキーの関係などにも言及してみましたが、色々聞くほどにアマンダからの評価は下がるようだったので、あとは無言を貫きました。

現実に戻ると警察署で、ハンクたちは事件の担当を外され、FBIに引き継ぐと宣言されてしまうことに。
コナーはサイバーライフに送り返すというし、署内のアンドロイド警官も撤去されていますね。出勤で出払っているのかも知れませんが、アンドロイドが事件を起こしている状態で、しかも突然変異する可能性があることを考えると、アンドロイドは政府・警察機構から外されたものと思われます。

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変異体の事件について「俺たちは間違っていて、自由になりたい人たちの邪魔をしているんじゃないか」と溢したことで、ハンクの感情がフラフラしていた根幹がようやく分かった気がします。
機械であるコナーとしては「創造主に刃向かう方が間違い」とクールに答えておきましたが、その一方でハンクと組めたことへの喜びを本心として伝えると、絆されたハンクが協力してくれました。

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どちらかというと、それこそ廃棄されるコナーへの同情だったような気もします。

ハンクがジェフリー氏を殴るという、文字通り物理的な時間稼ぎの方法には久し振りに笑わされました。
時間制限が5分なので、ハンクを観察する余裕がなかったのは残念でした。
地下室に向かう途中、一旦ギャビンから呼び止められますが、ここも時間重視で「無視」。そうすると、完璧にギャビンの存在を無視するので、ここも笑えました。いやあ、こんな扱いしてたらギャビンが「プラスチック野郎」を嫌っても仕方ないですね。

資料室へは無事潜入できたものの、閲覧のためにパスワード入力を求められることに。まあ、流石にそのくらいのセキュリティはありますよね

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最初ハンクは機械に弱そうだから誕生日か数字羅列かな?と思いましたが、コナーのヒントのお陰で、無事辿り着けました。

これまでに集めた証拠品がズラリと並ぶのは壮観でした。といっても、ルパートもエデンクラブの二人も逃したから、アンドロイドは2体だけ。屋根裏部屋の変異体HK400がいなかったのは、サイバーライフに移送済みだからですね。
証拠品は一通り触ってみましたが、ヒントが少なすぎてお手上げ。となれば変異体から直接情報を引き出すしかないけれど、最初期の変異体であるダニエルがジェリコを知っているとは思えなかったので、確実に情報を持っているサイモンを選ぶことにしました。
シャットダウンしてしまったサイモンですが、ダニエルは同型のお陰でパーツを融通しあえるので、再起動させることができました。

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視覚パーツに異常を来しているのは、コナー的には非常にラッキーでしたね。頭を撃ったせいかな。
最初は「仲間じゃない」とジェリコの場所を教えることを拒まれましたが、マーカスの声帯模写をすることでサイモンを騙し、ジェリコの場所を奪いました。その上、サイモンを再シャットダウンさせて終了。
マーカスとしてサイモンを見捨て、コナーとしてサイモンを追い詰め自死させた挙句に騙し、サイモンにマーカスの手で再度置いて行かれるという絶望を味わわせることになりました。
コナーとして操作を優先する以上仕方ないことですが、マーカスでもある自分としては、良心が痛みます。

無視されたギャビンが再登場し、ここでコナーと格闘戦に。これまでギャビンとはストーリー上必須のシーン以外では接したことがなかったのですが、ハンク以上に極端なアンドロイド嫌いだな、とほとほと感心します。そして、スキャンしたこともなかったけれど、一応コナーはギャビンを認識していたのですね。

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2発ほど喰らったものの、割とあっさり撃退に成功しました。ギャビンの奴、これまでに登場した敵対者の中では最弱かもしれません。
時間がないというのに、ギャビンを気絶させた後、ネクタイを直す余裕があったくらいです。

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ジェフリーもハンクに殴られた直後の姿で鼻血を流していたし、相当緊迫しているシーンなのに、なんだかおかしい一話でした。
これが最後の笑いかもしれませんが……。

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