- 分類舞台
年の瀬の恒例記事、1年の観劇総決算です。
- 2月 宝塚宙組「黒い瞳/VIVA!FESTA!in HAKATA」(ライビュ)
- 3月 宝塚雪組「20世紀号に乗って」
- 4月 宝塚花組「CASANOVA」
- 5月 宝塚月組「夢現無双/クルンテープ」
- 6月 CLUB SEVEN ZERO II
- 6月 ピピン
- 7月 宝塚宙組「オーシャンズ11」(2回+ライビュ)
- 8月 トッパンホール主催公演 山根&上野&北村 Vol.2(演奏会)
- 8月 宝塚月組「チェ・ゲバラ」
- 9月 Little Women 若草物語
- 12月 テイルズオブザステージ 光と影の正義
以上、演奏会も含めて11作品、13回。
10月・11月は諸般の事情により、もともとチケットを取っていませんが、それにしても後半はチケット運がありませんでした。9月まで順調に観劇していただけに、失速感が凄いです。
特に、今年の観劇締め予定だった宝塚星組のロックオペラ「モーツァルト」が観られなかったことはショックでした。まさか、ライブビューイングのチケットまで外れるなんて! 「モーツァルト」は、2013年日本初演版のチケットもインフルエンザのため手放しているので、縁がないのかもしれません。
他にも、単純にチケットが取れなかったり、時期的に断念した作品が多い1年でした。「ラヴズ・レイバーズ・ロスト-恋の骨折り損-」なんかは、10月でさえなければ観に行ったはずなので、惜しかったです。
逆に、1月にやっていた音楽活劇「SHIRANAMI」は興味があったのに、あまり出掛ける気力が湧かなくてチケットを取らなかったのですが、これは後で観ておくべき作品だったと反省しました。それで、観る気があって観られる舞台は観ないとダメだ!と思って行ったのが、8月「チェ・ゲバラ」だったりします。あの日は炎天下でキツかったけれど、行って正解でした。
観劇できたものは、概ね面白かったと思います。中でも一番楽しんだのはーー宝塚宙組「オーシャンズ11」と言わざるを得ないでしょう。
作品としてはそれほど好みでないと思っていたのですが、終始可笑しくて、最終的にもハッピーエンドで「ああ楽しかった」と言えるエンターテイメントなので、複数回観劇が楽しかったです。役のはまり度は花組版に軍配を上げるのですが、総合的にストレスがない楽しい舞台でした。
最萌賞も出しちゃおうかな……と思ったけれど、そちらは同じ宙組の「黒い瞳/VIVA!FESTA!in HAKATA」にします。
芝居のマクシームィチ役と、ショーのサン・ホセの火祭り場面と、どちらも蒼羽りくファン冥利に尽きる2本でした。
エンターテイメント度合いでは「CLUB SEVEN ZERO II」も素晴らしかったです。
エチュードの連続みたいな作りなので、思い返すととっちらかった感もありましたが、出来る大人が全力で遊んでいる舞台の熱量はいまだにワクワクします。Bバージョンの評判が良かったので、こちらも観たかったなと思っています。
「テイルズオブザステージ 光と影の正義」も楽しかったです。しかし、思い返すと最初から最後までラピードしか観てなかったので、評価からは外します(笑)。
駄作賞は宝塚月組「夢現無双」に進呈します。突っ込んで楽しいという作品ですらなく、終始微妙でした。
ショーの「クルンテープ」は悪くない作品だったけれど、芝居のマイナス点を相殺できるほどの熱量はなかったのが残念でした。
来年のチケットは、現時点で何も確保できていません。
観たい作品は沢山あるけれど、果たして何公演いけるのかな?と最近のチケット競争率の高さに慄いています。今年は、最後の砦だったライブビューイングすら落選しましたからね……。
観られる作品を大切に観ていきたいと思います。