Nintendo SwitchのDL専売経営シミュレーション「大繁盛!まんぷくマルシェ」のプレイを始めました。
http://flyhighworks.heteml.jp/games/marche/

現在地:5人目のシェフ登場まで

大繁盛!まんぷくマルシェ

フルコンプまで楽しんだ「王国の道具屋さん」(以下「道具屋さん」と記載)の開発会社による同系統ゲームということで、配信当時から気になっていた作品です。

ゴーマン商事の策略により、法外な借金の担保にされた世界樹の下で開かれるマルシェで、料理アドバイザーである主人公が考案した「ネオ料理」を売り、売上での借金返済を目指すゲーム。
返済貯金(累計売上高)が一定額に達すると、ランクアップしてメインストーリーが進みます。

大繁盛!まんぷくマルシェ

ーーと言っても、いまのところゴーマン商事との関わりは、スパイであるフェンネルを通じて見えるくらいで、取り立てに来るような描写もないので、舞台設定的なものなのかな、と思われます。

元はスマホの基本無料ゲームをリニューアルしたという経緯も、外で素材を集め、ヒントを元に素材を掛け合わせて新しいアイテムを作って売る基本システムも「道具屋さん」と概ね同様。
「道具屋さん」も経営SLGというにはかなり簡単な部類のゲームでしたが、本作は様々な要素がより簡易化されて「放置系」と言っても過言でない内容になっています。

大繁盛!まんぷくマルシェ

その一例として、一度作った料理は、販売メニューとして登録しておくだけで、あとはシェフが素材のある限り勝手に作って売ってくれるので、同じ料理を何個も作る必要がなくなりました。
というのも、今回の主人公は経営者ではなく、マルシェに出店している各店の「料理アドバイザー」なので、純粋にレシピを作ることが主なゲームなのですね。

大繁盛!まんぷくマルシェ

並べる商品設定をシェフにお任せすることも可能で、あくまで店の経営はそれぞれのシェフによるもの、というスタンスだと感じます。

また、素材を入手する「仕入れ」は、途中にランダムでミニゲームが挟まる以外、完全オート。

大繁盛!まんぷくマルシェ

素材がワラワラと手に入る気持ち良さはありますが、「道具屋さん」では、敵の攻撃を避けつつ傭兵に攻撃させるという独自のバトルが面白かったので、少し寂しいです。

少々驚いたのは、「仕入れ」に行くために、時間経過もしくは金の卵消費で回復する「スタミナ」を消費する仕様だったことです。
元がスマホゲームとは言え、スタミナ制とはーーと思いましたが、スタミナ回復速度アップの効果がある「食事」がほぼ使い放題だったり、探索の後にシェフと会話をしたり、新しいメニューを作ったりしていれば、スタミナ不足で遊べないということはありませんでした。

作成する「ネオ料理」は、ネオ料理というだけあって、組み合わせが怖すぎる料理や、見た目もヤバイ料理がてんこ盛りです。むしろ、普通の料理は作れないと言ったほうが正確でしょう。
真っ当に料理を作るつもりで組み合わせた素材だと、だいたい「失敗料理」になります。

大繁盛!まんぷくマルシェ

「タルトケーキ」+「うどん」なんて、この世界の料理では普通な方です。
毎回、どんなビジュアルの料理ができてしまうのか、結構ドキドキします。ただ、可愛い絵柄だから問題ないけれど、リアル食材で想像すると多少グロいかもしれません。

大繁盛!まんぷくマルシェ

料理が完成すると、シェフが試食して専用の感想をオーバーに述べるという、料理バトル漫画みたいな過剰演出も合わせて、「道具屋さん」よりバカゲーっぽいノリもあります。

顔キャラは主人公+6人のシェフだけですが、その分、シェフたちは個性豊かだし、会話イベントが驚くほど大量にあります。また、主人公との一対一の関係だけでなく、同じマルシェに集うシェフ同士として、複数人の人間関係も描かれているのが好きです。

大繁盛!まんぷくマルシェ

いまのところ、女子はみんな可愛いけれど、1番のお気に入りは魚料理店(魔王の食卓)のブーケガルニです。魔王になって過疎の故郷を根城にすることで、勇者パーティによって実家の旅館が活用されるようにして、故郷に雇用を作りたい、という彼の大望が、アホの子全開だけれど真面目に故郷を想っての言動で可愛いやつだと思います。

大繁盛!まんぷくマルシェ

魔王さま、応援してるよ!

ゲームを遊んでいない時間も店は経営されているので、ちょっとだけ遊んでは放置するタイプのゲームだと思うのですが、どうせなら素材をたっぷり貯め込んだ状態で終了したいな、などと思って仕入れに行ってはシェフとの会話も挟んでしまい……と、結構ダラダラ遊んでしまう危険なゲームです。

大繁盛!まんぷくマルシェ

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