本日発売のNintendo Switch「コーヒートーク」体験版をプレイ。
https://chorusworldwide.com/coffee-talk-jp/

コーヒートーク

異種族が存在するファンタジー設定のシアトルにて、深夜のみ営業する珈琲店で客に振る舞う一杯のコーヒーを作るゲーム。

世界観設定は知らずに起動したので、まず現実の世界設定ではなかったことに驚きました。
エルフは新興企業を起こし、ドワーフは自動車帝国を作り、オークはPCスキルを磨く、意外とパンクなファンタジーです。

コーヒートーク

最初に登場した常連客フレイヤこそ人間でしたが、続いて来店したのがサキュバスとエルフのカップルという、なかなか攻めた2人組。種族系な問題で親族から交際を反対されているというのも、そりゃそうだろうと納得です。そもそも、君たちどうやって知り合ったの?

コーヒートーク

公式サイトのトップイラストがこの2人なので、2人の交際が種族間の確執を乗り越えられるかどうかがストーリーの肝になるのかもしれませんね。

幕間に表示される新聞の見出しも、なかなかセンセーショナルです。意外と社会派な展開だったりするのでしょうか。

コーヒートーク

ビジュアルに関しては、実に洋ゲーっぽいデザインですが、予想以上に滑らかな且つ書き込まれたドット絵アニメーションに雰囲気があり、ガラス越しに見える街並みや人影から、外にこの独特の世界が広がっているという空気を感じました。

バーで酒を提供しながら客と会話するインディーゲーム「VA-11 Hall-A」のオマージュ作品という印象だったのですが、体験版でプレイできる範囲は、客とマスターとして会話するというより、お客さん同士の会話を聞く時間が多い印象でした。

コーヒートーク

やり取り自体は自然で違和感ないです。
シナリオを楽しむゲームとして重要なローカライズも非常に丁寧。ADVとしての機能は一通り揃っていたので、ストレスなくプレイできそうです。

注文が入ると、お客さんの要望に応じた飲み物を提供します。

コーヒートーク

メニューにある飲み物をそのまま注文される場合と、希望の味を伝えられて提供する場合があり、後半にゲーム性がある感じですね。と言ってもベースなど3種類の材料を選ぶ程度だし、無茶苦茶な組み合わせはそもそも選べませんでした。
何より、コーヒーがそのまま「コーヒー」という材料なんですよね。ということは、豆の種類が問われることがないので、バリスタ体験というにはかなり緩い印象です。

コーヒートーク

メニューも常時確認できるので、出したい飲み物をどう作るのかわからない、という事態にはならなそうです。まあ、会話を楽しむことが主目的のゲームなのでしょう。

カフェが舞台のゲーム特有の要素として高ポイントに感じたのは、ラテアートを描けることです。

コーヒートーク

体験版ではフリーポアしかできなくて全然思うように描けなかったけれど、画面にはエッチングの指定もあったので、機能が解放されたらそれなりに楽しく描けそうです。

ゲーム性は確実に薄いけれど、世界観はなかなかパンチが効いているし、カフェの雰囲気も良くて惹きつけられました。

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