現在地:アレクサンドリア到着
※本作はCERO Z指定ゲーム(18歳以上対象)です。記事中のスクリーンショットに、残酷な映像が含まれる場合があります。
さすがAAAタイトルという感じの面白さで、楽しんでいます。
特別「○○の要素が楽しい」と特徴を言えるゲームではないのですが、世界を走り回って探索するのがひたすら楽しく、一度起動すると毎回、メインストーリーとは関係ない部分で長時間ぶらぶらしています。
新しいロケーションを見付けたり、そのロケーションごとの報酬条件をこなしたりと、探索すればするだけリワードが得られるのが良い塩梅です。
街で受けられるサイドクエストも、なかなか個性的です。
このクエストとか、クエスト名が「不当な税」だったのは、そういうことか!と納得しました(笑)。
バエクは、暗殺という血塗れの道を歩んでいますが、理不尽なことを言われても怒りもしないし、報酬も要求しないし、ただ圧政に苦しむエジプトの人々のために戦いたいという理念で行動しているんですね。善人すぎるお陰で清貧生活ですよ。
友人の子供から「バエクおじさん」と親しまれているのもホッコリします。
シワのサイドクエストでも感じたけれど、子供に対して優しく、真剣に対応してあげるんですよね。もともと子供好きなのかもしれないけれど、息子を亡くしているから、余計に子供たちを宝だと思っているかな、と感じます。
探索しまくっているので、レベルも結構上がりました。現在Lv.13。
ただ、想定されているエリアを越えて探索していると、レベルが高い敵に殺されることも結構あります。レベル差が3くらいあると、かなり危険ですね。暗殺を仕掛けても殺しきれないことがあり、2回くらい探索先で死にました。
レベル差すら確認できない敵から宝を掠め取り、命辛々逃げたことも。
レベル差補正が激しいゲームは好きでないのですが、本作は死んでもペナルティがなく、即数歩離れたところからリトライできるので気になりませんでした。
また、死んだ地点と敵の記録は共有されて、他プレイヤーが「報復クエスト」で仇をとってくれるらしい緩い同期の仕組みが面白いですね。自分の死が、他プレイヤーの経験値稼ぎになるわけです。
私も今回、アレクサンドリアへの道の途中で、他のメジャイの仇をとりました。
探索には、武具をどんどん拾っていく「ハスクラ」的な楽しみも付随します。
とは言え、荷物が増えるとアイテムが探しにくいメニュー構造なので、同名アイテムを拾った時は、レベルが低いものを分解しています。最終的に、レジェンダリー以外は全部分解でもいいのかもしれませんね。
基本的にほとんどのクエストは単発の内容ですが、「バエクの約束」はエジプト中で12個のストーンサークルを探すという連続クエスト。
「親子で星を見た記憶」いう導入イベントが、「テイルズ オブ シンフォニア」のファンからすると感涙ものですね。また、このクエストの中で行う、星座探しがとても素敵でワクワクします。
ストーンサークルの形がそのまま星座であり、夜空に当てはめることができます。最初は簡単に当てはめられたけれど、おそらく今後は角度とかも調整しないと見付からなくなるのでしょう。
シワのメインイベントを終えたところで、いわゆる「現代編」も始まりました。
最初、彼女が「バエクのプレイヤー」的な存在だったのかと思い、勝手にショックを受けたのですが、おそらくそうではなく、彼女はバエクの人生を追体験中なんですね。だからアサクリのイベント台詞には選択肢が存在しないのか、と納得しました。全ては、紀元前48年に終わったことだからーー。