PS4版アクションゲーム「LocoRoco」を始めました。
現在地：WORLD1
PSP「LocoRoco」（一作目）のHD移植版。
2Dゲームをリマスターしても……と侮っていましたが、実際に遊んで見ると、輪郭線がクリアになっていることが予想以上の効果をもたらし、より一層、独自のポップアートの世界に浸れました。
ただし、映像（ムービーシーン）は当時のままで、解像度が低いのが残念です。
思えば、「パラッパラッパー」リマスター体験版のストーリーパート映像も、解像度が当時のままで、見るに堪えないと思ったのでした。作成された時代の差が出たのか、さすがに「パラッパラッパー」より本作の方が画質は良く、そこまで不快にはなりません。
PS4版特有の仕様としては、モーションセンサーでコントローラーの傾きも検知しているようです。これはゲームとよく噛み合った要素の反面、精密な操作ができなくなるので、良し悪しだと思いました。
ゲームとしてはーー非常に癒されます。最近、暗いゲームを続けていたので、余計です。
とにかくロコロコたちが可愛いんですよね。
ころころと転がっていく様も良いし、放置して、ロコロコたちがあちこち探索しているのを見ているだけで微笑ましくなります。大地も世界観も柔らかい雰囲気で、心が洗われます。
WORLD1ではお邪魔キャラクターであるモジャの出現数が少ないこともあって、平和に遊べました。
既プレイの「LocoRoco2」に比べると、ステージ構成は似ているのにロコロコたちの取るアクション数が減っていて、若干物足りなさもあります。ロコロコたちが歌うとき、リズムアクション！と思って身構えたのに、符号が表示されなくてビックリしました。
でも、私は初代を遊んでみたいと思っていたので不満はありません。今から他人に薦めるなら、正統進化な「2」を薦めてあげるとは思いますけれどね。
ゆるく遊ぶなら簡単にクリアできるけれど、パーフェクトやタイムアタックを狙うと微妙に難易度が高くなるところが、本作のいいバランスだと思います。
隠しマップを見落としがちで、ロコロコ20匹を集めるだけでも結構苦労します。
20匹集まったのはWORLD1-3まででした。
トロフィーコンプリートを目指すのであれば、タイムアタックも要求されるので、相当の歯応えがありそうです。
ステージを攻略する本編「ワールドマップ」と別に、冒険の途中で手に入れたアイテムを配置できる「ロコハウス」、集めたピコリを消費して遊べる「ミニゲーム」などが用意されています。
現時点で解放されているミニゲームは「クレーンゲーム」のみ。
ボタン感知に少し難ありな気がしましたが、そこも含めていかに攻略するか燃えました。ピコリが溜まったら注ぎ込むかも知れません。
驚いたのは「オプション」の中に、「たいけんばん」が用意されていたことです。
体験版は、製品と異なる専用ステージだから収録したのだと思いますが、製品版で体験版をプレイできるようにしておくという発想に、ロコロコの柔らかさと同質のものを感じて感心しました。
そんなに躍起になって攻略するようなゲームでもないので、のんびり癒されたい時に1ステージ遊ぶペースで進めていきたいと思います。