現在地:エジプトのメジャイ
※本作はCERO Z指定ゲーム(18歳以上対象)です。記事中のスクリーンショットに、残酷な映像が含まれる場合があります。
今回はシナリオ進行のトロフィーを取得しましたが、そのトロフィー名が「まだ始まったばかり」なので、そうだったのか……と思いました。あまりにプレイ時間が長くて、感想記事も5個目だし、ゲーム全体の半分くらい進めた気でいました(笑)。よく考えたら、今回のプレイ範囲でようやくクレオパトラが登場したくらいなので、本当にこれからが本番なんですね。
エウドーロスを暗殺したことを嫁に報告する前に、ちょっと観光に行ってきました。
長距離移動は、舟が一番爽快ですね。機動力が違うので、文明の力は凄いと改めて思います。泥の多い、青くない川も美しいものです。力強さを感じます。
陸路も馬なら速いのですが、ラクダは……走るのと大差ない気がします(笑)。でもエジプト情緒を楽しむなら、ラクダで旅するのが一番ですね。
遠くから眺めていたギザのピラミッドにも到達しました。大スフィンクスを見てバエクが「思っていたより小さい」とか呟くのが面白かったです。現代人の感想としてよく聞くけれど、当時のエジプト人でもそう思うのかしら。
高速移動(ファストトラベル)できる地点を優先してチェックする形で駆け回ったので、そこそこ移動範囲が広がりました。
放浪を一旦終えて、アヤの下へ帰還。
熱烈な一夜をーーというところでシンクロが解除され、レイラを操作する2回目の現代編にやってきました。
現代編のメニュー画面では、メールや一通りの設定情報が確認できましたが、理解できる気はしません。今後も、バエクが死んでも復活できる理由だとか、諸々ゲーム都合の理屈付け程度で認識して進めていくつもりです。
ただ、今回の現代編ではアヤのミイラを見付け、アニムス(追体験装置)に加えたので、その内アヤにもシンクロできるようになる、のでしょうか。
なお、拠点をよく見たら、サボテンダーとモーグリが置かれていました。
わざわざ作業現場に持ってくるあたり、レイラはFF好きのゲーマーだった模様。ーーFF15コラボの名残ですが、知らないとちょっと不思議に思いそうです。
また、アヤのミイラを探索する際、わざと誘導とは逆方向に行ってみたのですが、洞窟の外がきちんと存在して、逆に唖然としました。
洞窟からは出られないように囲われていると想像していたので、逆にどこまで行けてしまうのか、怖くなって引き返しました。ここまで作り込まれているということは、この先、現代編で大幅に場所を移動するイベントがあるのでしょうか?
改めてアニムスに入ると、少しだけアヤ視点らしい、これまでの作中で見ていない光景が挿入されました。
数秒間に色々場面が切り替わったので、なんのシーンだったか分からないものが多かったけれど、アポロドーロスと口論しているこのカットは未来なのか、それとも過去なのか、どこか不安になります。どちらにせよ、現代の我々からすれば過去ではあるのですがーー。
というわけで、アヤの勧めで、アポロドーロス氏と対面しました。
いい男です。そしてCV:速水奨の超美声! うっとりすると同時に、人に指示するのに慣れている支配者階層の男だな、という警戒心も抱きました。
彼の盾には「蠍」が描かれていて目を惹きました。エジプトにおいて蠍はセルケトのシンボルなので、「王の守護者」であることを示しているのだと思います。メジャイもまた本作では「エジプトの守護者」という訳が当てられているので、少々異なるものを守護する者同士、将来的には対立する可能性も考慮しておいたほうが良さそうです。
そんなアポロドーロスの仲介でクレオパトラとも引き合わされ、ヘビの正体が判明。
ヘビは言わば結社の名前であって、一個人の名ではありませんでした。
エウドーロスの結社における名は「カバ」! エジプトの野生生物の中でカバは強敵な方ですけれど、いまひとつ格好よさには欠けます。
改めて、残る結社の構成員トカゲ、ワニ、ハイエナ、スカラベの4名を排除することになりました。ちなみにスカラベだけ馴染みがなくて調べましたが、コガネムシなんですね。1人だけ昆虫……。なんだか仲間外れ感があります。
政治の中に取り込まれていっている感がありますが、シワの事件に関わった仮面の男全員を殺さねば復讐が終わらないし、どうせプトレマイオス13世とは険悪なので、このままクレオパトラ勢力として暗躍していくことになりそうです。