三本足鳥の囀＠麻生壱埜

最後にこの２つが残りました。
2020年3月現在、どちらもブロンズトロフィーなのに、取得率が1%未満（血の契約0.8%、ペテン師0.6%）という超難関レアトロフィーです。でも、運やプレイヤースキルが求められるものでなく、地道にプレイを重ねれば取得できるタイプのトロフィーでした。

血の契約

武器「血の三日月刀」を装備するトロフィー。

条件自体は単純ですが、問題の「血の三日月刀」の入手方法がやや手間なので、取得率が低いものと思われます。

「血の三日月刀」を入手するための前提条件は、エンカウンター「死の森」。
この森のトークンから始まる連続ストーリーを追っていくと、この森が「血の三日月刀」を隠すために存在していたことがわかります。
自分が所有者に相応しいことを示すため、妖精から「探求の鎚矛」を受け取ったらようやく本題開始。

「探求の鎚矛」に設定された条件を満たしてトークンを解放すると、「探求の鎚矛II」→「探求の鎚矛III」と物資が変化していきます。そして最終的に「探求の鎚矛X」を解放すると、晴れて「血の三日月刀」の所有者と認められる手はずになっています。
トークン解放条件は全て、指定された種族の敵を一定数倒すことです。

最初は、帝国兵30体、堕落30体など、それなりに戦う機会が多い敵をたくさん倒す感じですが、後半になるとレイス1体、魔術師3体など、頻繁には登場しない敵が要求されるので、どのチャレンジやエンカウンターに登場したか？と考えて色々転戦する感じでした。

私の場合、「探求の鎚矛」自体はクリア前に入手できており、通常のチャレンジや他のトロフィーに挑むついでに持ち込むことで、結構順調に解放しました。純粋に武器として強いので、戦闘自体も楽です。

「探求の鎚矛X」のトークンを解放すると、その場で森の精霊から「血の三日月刀」を与えられるので、その時点で即装備してトロフィーを獲得できました。

ペテン師

「運命の輪」（ルーレット）のガンビットで累計10回の「大成功」を出すと得られるトロフィー。

他のガンビットにも同様の「10回大成功」判定のトロフィーが設定されていますが、これらはチャレンジを進めていけば、いつの間にか「大成功」の回数が積み重なり、勝手に取得できていました。
ところが、この運命の輪のトロフィーだけは、いつまでも取得できませんでした。
最初は、登場頻度が低いガンビットだから仕方ないと思っていましたが、そもそも「大成功」の定義が狭かったのが原因。仮に「神のワイン」で「金貨100枚」のカードを当てても大成功扱いとはならず、文字通り「大成功のカード」を引いた回数のみが計算されているのです。
しかし、普通にプレイしていても、「大成功」が入ってる運命の輪はまず遭遇しません。存在しないんじゃないのか!?と疑ったくらいです。財宝のカードからどれか一枚を選ぶ、みたいなパターンが多いんですよね。

仕方なく攻略情報を調べたところ、エンカウンター「疫病」で、選択肢を「逃げる」にすると、大成功が混ざった運命の輪が登場することが判明しました。逃げたとき限定なので、これは気付きにくいですね。

ひたすら「疫病」をデッキに組み込んで、最後は周回が早い「魔術師」チャレンジで延々と回数を重ね、10回大成功を出したところでプラチナトロフィーと共に本トロフィーを獲得できました。

ーー同時に、トロフィー狙いで周回する以前は、１回も運命の輪で「大成功」を出せていなかったことが判明しました。これ、設計ミスじゃないですかね（苦笑）。

以上でトロフィー攻略は終了です。
キャンペーンクリア後特典として、追加コンテンツ「ディーラーの弟子」を使い、ディーラー・ヴァレノスの仲間カードを手に入れました。

最初から白銀カードで、敵複数を一定時間混乱もしくは麻痺させる魔術や、どのガンビットでも再挑戦を可能にする仲間スキル（ただしクールタイムは５ターンと長い）が強力。
戦闘中、ヴァレノスは敵のターゲットにならず、全ての攻撃をアバターが引き受ける必要がある、という点が、ディーラーの意地の悪いところとも合っていて面白いです。

システムメッセージにすら「彼を信用してはならない」と言われているあたり、ディーラーはやはり邪悪な存在なのでないかと思いますが……。

非常に楽しませてもらったので、DLCを買おうかな、とも悩んでいます。エンドレス・アドベンチャーも本腰入れて攻略したいし、トークンを獲得していないエンカウンターもあるので、まだまだ長く遊べそうです。