現在地:Chapter7「伍番魔晄炉の罠」終了
前回からChapterの数字は進んだけれど、まだ伍番魔晄炉を破壊してエアリスと再会したところです。
伍番魔晄炉に行き着くまでが長く、Chapter5、6とひたすら移動。Chapter7でようやく爆破。ボリュームが大幅に増されている分、展開が遅くなっています。
四番街からスラムに帰還して、残りの報酬を受け取った際のジェシーの露骨なお誘いは、「クラウドのロールプレイ」としてお断りしておきました。
ジェシーは最初から可愛かったし、ウェッジもクラウドが大好きすぎて愛い奴だと思っていたけれど、一番可愛さに悶えたのは、箒で掃除しながら1人で反省会してるビッグスでした。
就寝してChapter4は終わりかと思いきや、例の不可視の敵との戦いが勃発。
朝になったら突然アバランチメンバーには見えるようになったけれど、他のスラム住民には見えなかったのか。でもことが収まるまで外を出歩く人がいなかったということは、突風かなにかは感じていたんでしょうか。
この事件で怪我をしたジェシーの代理で、伍番魔晄炉爆破作戦に参加できることになりました。
電車に乗ると毎回会うことになる神羅課長ですか、今作では結構絡みに来ますね。まぁ、隣に座ったのはバレットの嫌がらせだと思いますが。
もっと小心で、内心はともかく、現実には危ない人と目を合わせないキャラだと記憶していたのですが、格好いいサラリーマンになってます。サラリーマンが格好良く描かれるのは、プレイヤーや開発側がそういう年代になったことの影響なのかな。
列車から飛び降りて、再び四番街行き螺旋トンネルを走ることに。この道中で、目印として「忠犬スタンプ」のグラフィックが登場し、スラムの会話で時々聞こえたスタンプの正体が判明しました。
正直、あまりに猫の描写ばかり手厚いので、スクエニは猫派なのかと思って不貞腐れていたんですが、ちゃんと犬派もいたことがわかってニッコリしました。
そしてまさかの主題歌付き。
もちろん買いました。まあ、ミュージックディスクはコレクションアイテムだと思って、見掛けたら全部購入しているのですが。
Capter5のボス「ダストドーザー」戦は、部位破壊してバーストさせるだけでなく、線路に電流が流れるのを避けたり、なかなかギミックが凝っていて楽しかったです。
続くChapter6で四番街プレート内部を伝って行く中で、プレートの下にスラムを照らす照明(スラムの太陽)が付いている、という設定がわかり膝を打ちました。
足の下にスラムが見えるけれど、こんな恐ろしいところ、現実だったら一歩も動けませんね。そもそも構造が怖すぎてミッドガルなんて上下とも住めませんわ。空中都市と言われても設定的にしか捉えていなかったんですが、こうして実際に地表から遠い空中に「ピザ」のプレートがあることを体験して、こんな都市を造るなんて常人の発想じゃないな!と思いました。
この天空迷宮の途中、マテリアを手に入れるEXTRAクエストが2つ発生しました。
目と鼻の先なのに、途中で通路が崩れてしまい辿り着けない「崩れた通路の先」は、まさにマテリアを見つけて一直線に向かっていったところだったので、バレットから「マテリアに 気ぃ取られてたろ」と揶揄されて「ぐぬぬ」と唸りました。でも、遠回りになるだけで、3つ目の太陽を消しに行く過程で取得できたので、割と簡単でしたね。
もう一つの「換気ファン内部」も、初期位置で電源が通っていないリフトがあったから、分かり易かったです。
EXTRAクエストが発生する二つのマテリアより、マップ上なにもないところにポツンと置かれている、この紫色のマテリアを取るのに悩みました。
このゲーム、基本的に一度通過したダンジョンは戻れない一本道仕様だから、なんとか手に入れたい、と思い、電源を確保した後に延々ウロウロしました。なかなか正解が分からなかったんですが、これは、2つ目の太陽を消しに行く過程で通過する、上下に動かせる通路の上部だったんですね。通路を、通行するための目標位置より下げたら、手が届くようになりました。
Chapter7は、伍番魔晄炉からの脱出がメイン。
最終的にエアバスター戦があるのは予告されていたので、属性マテリアを雷でバレットの武器に付け、万全の体制で挑みました。途中、近距離攻撃が届かないフェーズがあるので、バレット主戦力体制は正解でした。
ただ、まさかの時間制限ありでした。ガードスコーピオ戦の時は、制限時間は脱出部分だけだったのに!
とはいえ、焦ったのは最初だけで、結構余裕を残して倒せました。
さすがにこのゲームの戦闘に慣れてきたのか、エアバスターの装備について、AIコアを4つ、Mユニットを1つ、ビッグボムを1つ解除しておいたのが良かったのか……後者かな?
しかし廃棄室を開けるレバーの上げ下げミニゲームは、殺意が湧くくらいミスりました。成功時と失敗時で手応えに差もなかったし、あれはなんだったんだ。
Chapter2の描きかたでも感じたけれど、神羅のニュースに踊らされているとはいえ、テロ活動を市民から非難されるあたりは、現代的な配慮だと感じました。
本作では、本当に魔晄炉を爆破したのはアバランチでなく神羅側になっているけれど、それでも爆破テロを実行したことは事実だし、題目がなんであれ、手段の悪どさは打ち消せないと思います。そういう倫理観が一致していると、安心して遊べます。
ハイデッカーは「ガハハ」なパワハラ野郎で不快ですが、バレットたちをウータイの尖兵として報道し、戦意高揚に繋げるというのはかなり理に適ったやり方で感心しました。実際、本家アバランチはウータイと繋がっているので、強ち嘘でもないのが嫌らしいところ。
敵が有能だと、こちらも立ち向かう意欲が湧きます。
でもこんなバッチリ顔が映っていたら、この場を脱出しても逃げるところないですよね。伍番街スラムでも直ぐにアバランチメンバーだとバレそうだけれど、大丈夫かな?