現在地:魔王の城クリア(開発レベル43)
ということで、魔王綾小路を倒し、エンディングを迎えました。
そしてーー「勇者ヤマダくん2」が始まりました(笑)。タイトルロゴまで変わっちゃうんだから、面白いですね。
Ver.1のメインストーリーだけでも結構ボリュームがあると思ったのに、これから山手線の渋谷駅から神田駅間のダンジョン攻略も始まるのです。こりゃ大変だ。
セット装備を集めても全然珍コレが埋まらないと思っていたら、ほとんどは「隠し珍コレ」なんですね。セット装備でまず珍コレを開示して、その前後はシルエットを見て、手持ちの装備から当てていくという方式で多少は埋められました。
この方式で見つけた「大学生」の隠し珍コレが、HP0になっても生き残ることがある「ふんばる」スキル持ちで、しばらく活用しました。
でも最終的には、どこに行くにも「地獄女王」セット+「どくらずの盾」を愛用しました。これなら、暗闇以外の状態異常は防げるので、状態異常アイテムを持ち込まなくても耐えられます。武器は、唯一伝説装備まで進化できた「伝説の光の杖」。予期せぬ暗闇エリアがあったときに、オートランプが便利なので使っています。
どんな装備にしようが、基本絵面が汚いので、割り切って性能を重視しています。
魔王の前に三人の子どもたちを倒していくのですが、この中では長男のバイバイがダントツで強かったです。混乱対策が必要だと思った最大の要因です。
キャラクターとしてだんだん愛しくなったのは、長女のコメビツ。バスとして復帰する度に、SM女王の意地を感じて、なんだかヤマダと仲良くなれそうな気配を感じました。
マリアちゃんとの仲は、ゲーム中で頑張っている姿を見せることで、勝手にラブラブに。
それにしても、マリアちゃんが綾小路会長の末娘だとわかったときは、度肝を抜かれました。綾小路家の問題は、父親でなく兄弟ですよ。だって臓器密売人のバイバイは完全に犯罪者じゃないですか。「面倒な親族」なんて言葉で片付けてはダメな相手ですよ。
結局最後まで遊んでみると、綾小路家の血縁でないブロンソンが、一番いい男でした。そのことから、会長が末娘を愛していることもよくわかりました。
黒幕のことはまったく予期していなかったのですが、これは驚くというより、ポートピア連続殺人事件かよ!と突っ込む感じ。
そんなに迷惑をかけられた印象がなかったから、倒さなくてもいいと思ったけれど、倒さないと進めない位置にいたので撃破しました。これで強かったら、殺意が沸いたかもしれないですけれどね。
倒したボスがタイトル画面に追加されて飲み友達になって行く演出を、面白いと思っていたんですが、結局、全員親族だった(笑)。
魔王城は3回目の攻略でクリアしました。
マップが完全にオフィスで、これまた意表を突かれた感じ。無抵抗の受付嬢(オブジェクト)をガツガツ殴って破壊するのはCERO的に問題ないのか聞いてみたくなりました。
道中はとにかく黒服が怖かったです。あたると即死のダメージだから、バリアで防御したり、死んだターンに回復指示していればHP0でも回復できるコワザを活用して潜り抜けました。
会長との戦いは、前半はマホバリアさえ持ち込めば解決でしたが、鳥に変身されてからの戦いはパターンを掴むのに苦労しました。
この形態だと魔法はあまり使ってこないので、マホバリアを無効化されるのは別に困らなかったけれど、こちらがハヤブサの巻物を使うと、会長が対抗措置でメタル化するのがキツかったです。数値は小さくとも被ダメージが増えると、回復が間に合わなくなっていくのです。
最終的に、ハヤブサは諦めて、バカヂカラの巻物を使いました。
とにかくアイテム消費が激しく、「パコの箱」がなければクリア不能だったと思います。
それにしても、なぜ会長が鳥に変身したのか不思議だったのですが、もしや「会長」=「怪鳥」という、どうしようもないダジャレだったのでは……。
終盤に聞ける、ヤマダくんが考える「愛」の定義がよかったです。