今更語る、FF15とFF12の最新バージョンについて。
FF15本編は、ロイヤルパックを入れていないこともあって、2018年12月のFF14コラボクエスト以来、起動していなかったのですが、この時に「ロシア語ボイスパック」も配信されていたことにいまさら気付きました。
ボリュームは実に12GB!
音声データはどうしても重くなりますし、FF15は遊んだ方ならご存知の通り、このゲームは会話パターンが大量なので、この容量自体は不思議でないのですが、発売から2年も後にこれだけの音声を無料で用意したことに感心します。
そもそもリリース時点で、FF15はリージョン別に最大12の言語で字幕対応。音声は日本語・英語・フランス語・ドイツ語音声の4つから選択できました。
後からロシア語音声を収録するくらい、ロシア語圏で売れたのでしょうか?
せっかくなので、ロシア語音声をダウンロードして少し遊んでみました。
露ノクトの声は、若干幼さを感じたけれどほぼ違和感なく馴染みました。
露グラディオは、設定年齢より年嵩に感じる渋い声でしたが、演技も全体的に落ち着いていて心地良く、兄貴というより父親ポジションで受け取りました。このグラディオなら、あまりヒステリックに感じないので、グラディオが苦手な方は、ロシア語音声で遊んでみるのも一案かもしれません。
露プロンプトは軽薄そうで、ちょっとイラっとする声と演技で、私は苦手。逆にイグニスは特徴のない声でした。日本語版(宮野真守)に慣れているとすごく物足りないです。
ちなみに、キャンプをしたら、プロンプトがFF14コラボクエストの時の写真を見せてくれたので、懐かしいけれど彼らにとっては今日の昼のことか!と、時差を面白く感じました。
PS4版FF12の最新アップデート(Ver.1.08)は、配信日2020年4月25日に気付いて即座にDLしました。
後発のSwitch版で追加された「ガンビットを3セットまで設定可能」等の要素を追加。
Switch版を買うべきか一瞬悩んだ追加機能なので、これは素直に嬉しいです。
ガンビット画面を開くと、I・II・IIIと3つ設定できるようになっています。アップデート前後で比較すると一目瞭然。
▼アップデート後
▼アップデート前
一度メニュー画面を経由しないと切り替えられませんが、ボス戦中に組み直したり、元に戻したりという手間が省けるだけで十分嬉しいですね。
なお、2セット目以降のデフォルトは各人の初期ガンビット状態になっていたので、こんな簡素で役に立たない設定だったんだな、と懐かしく見直しました。特に意外だったのが、初期ガンビット状態のアーシェ殿下はポーションを投げる設定になっていたこと。ポーション王子ならぬ「ポーション王女」だったと知りました。
ジョブ(ライセンスボード)のリセットは、クラン本部のモンブランにしてもらえます。
ちなみに、モンブランに話しかけた段階で、クランランクが「アンブロシアパンテオン」になっていたことを褒め称えられました。
え、いつの間に達成していたんだ!?
アンブロシアパンテオンは、クランポイント100万pt以上、且つ「空賊の隠れ家」をコンプリートすることで得られる、FF12廃人プレイヤーを証明する称号です。
図鑑の2ページ目以降を埋めるのと合わせて、いつか取れればいいな……と考えていたのに、まさか既に達成していたとは驚きました。って、もしかして「ユニオンパワーズ」を取った時点で達成していたのかしら?
マッケンローにも確認し、間違いなく伝説の存在になったことを証明してもらいました。
そしてこちらが、全キャラクターを集めた空賊の隠れ家です。
図鑑の2ページ目以降が完璧ではないし、持っていない装備は山ほどあるし、釣りゲームやかけっこを放置しているから、まだやりこむ要素は残っているんですが、この先は完全な自己満足だから、次のプレイは10年後くらいでいいかな。
そんなわけで、FF15やFF12の画面を久し振りに見たのですが、改めてFF7リメイクのビジュアルに感心することになりました。
FF15は光の表現に独自の美しさがあるし、FF12は描き込みの細やかさやイヴァリースという世界の空気感表現が素晴らしいけれど、FF7リメイクは純粋に「撮像素子が大きい」と感じます。それでいてロードはFF15と比較にならないほど早いんだから、技術の進歩は凄いですね。