現在地:Chapter16「神羅ビル潜入」終了
Chapter15は、崩落した七番街から神羅ビルまで登っていく道のり。神羅ビル以降はずっと夜だから、最後の明るいステージですね。
廃墟萌え属性は持っていないのですが、夕焼けが美しく観光気分でした。
ワイヤーガンのアクションは、決まった地点でしか使えないので別段面白みはなかったんですが、クラウドがワイヤーガンを使って登ると、ティファたちもちゃんと同じようにワイヤーガンを使って後を追ってくるのが楽しくて、跳び上がる度に振り向いて、2人がジャンプしてくるのを待っていました。階段の昇降もちゃんとするし、仲間が瞬間移動することがあるのは戦闘開始時くらいですね。
足場が崩れた時にワイヤーガンで危機を脱するくだりは、緊張感もあったし、アクション映画みたいで格好よかったです。
一方で、ヘリガンナーから攻撃されるシーンは、被弾したまま平然と走るので、やっぱりBB弾なのでは!?と思いました(笑)。
このChapterから、雑魚敵に「ソルジャー3rd」が混ざって驚きました。
オリジナルにもいた敵ですが、ローチェがクラス3rdなので、他の3rdは登場しないと思っていました。ローチェとは比較にもならない雑魚なので、3rdをこの力量で登場させるなら、ローチェは2ndでも良かったんじゃないかな……。あるいは、今作で死ななければ彼は今後昇格していくのかも知れませんね。
オリジナル通りといえば、神羅兵の変なヘルメットとか、ショッカー風な空中兵とか、デザインがそのままなところも面白いです。
Chapter16で、ついに実質ラストダンジョンの神羅ビルに到着。
冒頭に載せた、キービジュアルを再現するカットには心が踊った直後、駐車場にて、車体の下は確認するのに、普通に視界に入りそうなルーフ上はノーチェックという「ザル警備」のお手本みたいな光景を見て、爆笑させられました。
これで気付かないとか……。神羅兵の皆さんはギャグセンスがあります。
侵入ルートは、戦闘回数が増えることを期待してエレベーターにしました。
バトルレポートで魔法マテリア全種類を成長させるお題が出てしまい、これまで使っていなかった蘇生マテリアに慌ててAPを喰わせているためです。でもクリアまでに間に合わないかも知れませんね。
エレベーターの場合は、途中階でイベントが挿入されていきます。最初は警備兵とのバトル続きですが、警備兵と思って剣を向けたら一般社員で、お互いに反応できないうちにドアが閉まってしまった時のシュールさに笑わされました。
潜入と言いつつ、かなり堂々と立ち入ってます。ご都合な神羅のザル警備と思っていましたが、実際はドミノ市長により、監視カメラ映像が差し替えられていたり、遭遇した警備兵の通報が揉み消されていたんだとわかって、逆に安心しました。
ドミノ市長が本家アバランチの協力者だった、というのはオリジナルでも神羅への鬱屈が激しかったから、うまい改変だと思います。
しかし資料室があまりに素敵だったので、この職場で働けるなら私は閑職でも良い!と一瞬思いました。
61階から62階は、ドミノ市長の厚意で「神羅見学ツアー」をさせてもらいました。
メモリアルフロアの社長の足跡は、解説ナレーションとかが欲しかったですね。それがあれば、じっくり見て回るところでした。
ヴィジュアルフロアは圧巻の映像美。この世界、家の外に室外機が付いてたり、公衆電話が並んでいたり、車の形状が割とクラシックだったり、全体的にはレトロな感じなのに、部分的に技術が高いんですよね。
「古代種」や「約束の地」は神羅のトップシークレットという印象があったので、プロモーションビデオで大々的に告知している!と驚きましたが、考えてみれば、経営方針としてプレジデントの最大の目標を公にするのは、自然なことでした。
ここでセフィロスコピーが映像に介入して来たことについては、謎だと思いました。バレットたちにも見えていたので、クラウドの幻覚ではないんですよね。
正直、最近登場していなかったから、「思い出」にされないように顔見せしただけなんじゃないかと疑ってます(笑)。オリジナル版では、この後のジェノバ強奪時には直接遭遇しなかったはず……。
進んでいく内に、遂に宝条博士が登場。もともと苦手なキャラクターなのですが、強調された狂人具合に辟易しました。
重役会議の面々すら、宝条の発言に生理的嫌悪感を抱いていた様子があるので、スカーレットやハイデッカーも宝条よりは真っ当な感性だな、と少しだけ見直しました。逆に、プレジデントはよくあそこまで冷静でいられますね。宝条を信頼しているというより、プレジデントはタークスを信頼していないから、尋問段階から科学部門に任せたんでしょうけれど、会話の成立しない宝条では不適任だと思います。
すでにパーティメンバーから憎しみを一身に集めているので、コスタのビーチで遭遇した時、会話で終わるとは思えません。
同じ統括メンバーでも、パルマーは、声が付いたらコミカルな動きも含めてなんだか好きになりました。
この科学部門フロアへの潜入からレッドXIII加入までの流れは、結構な改変がされていました。さすがに、宝条博士の貴重な古代種を使った「いきなり悪魔合体」は無くなっていて安心です。
レッドXIII登場以降は、スクリーンショットを撮りまくってしまいました。宥められる前の怒りモードは格好いいし、冷静になってからの様子は可愛いし、大好きです。
そして、総務課(タークス)にて副社長のキーワードが初登場。好きなキャラが集まってきてワクワクしてきました!