Switch版育成ゲーム「プリンセスメーカー ゆめみる妖精」を開始。
現在地:10フェーズ目終了(1年目2月29日)
プリンセスメーカーは、娘を育成するシミュレーションゲーム。
シリーズは、お祭りゲームの「Go!Go!プリンセス」のみプレイ済みです。
このエピソードは過去にも書いた記憶がありますが、本作(オリジナル版)は、ゲーム雑誌で開発中の紹介記事を読んで、遊んでみたいと思っていた作品です。
私の記憶が確かならば、その紹介記事では1996年夏発売予定と案内されていました。当時の私は、ゲームソフトを入手するにはクリスマスプレゼントとして要望する他なく、本作を求めて1996年12月下旬にゲーム屋を訪れたことを覚えています。
でもそのタイミングで発売していなかったので、SFC版「テイルズオブファンタジア」を買ったんですよね。その結果、テイルズオブファンになって人生が色々変わったことを思うと、延期してくれていて良かったのか悪かったのか……。
それにしても、プリンセスメーカーを買いに来て、執拗に薦められたドラゴンクエスト6を断り、当時は新規IPのテイルズオブファンタジアを買った辺り、結構パンクな子供というか、この頃からゲームソフトに関しては自分の直感を信じていたことが笑えます。
ゲームを開始すると、まず娘の名前などを設定することに。
勝手にやって来てこんな宣告する妖精さんたちは、かなり身勝手な生き物ですね。
「ゆめみる妖精」の娘は、人間になりたい妖精が転生したという設定なので、妖精っぽい名前にしようと思い、アウロラにしました。
娘の名前の次に、父親の身分で悩みました。
ごく普通に考えて、この中で子供を育てられそうなのは、「商人」か「引退騎士」だけじゃないですか? 僧侶は一見適性がありそうだけれど、「旅の僧侶」が10歳の子供を連れ歩くのは無理があるでしょう。
ということで商人を選んだのですが、そうしたら妖精の女王から「利を求めし商人」なんて呼び掛けられてしまいました。
私としては、慎ましやかに商売しているつもりだったので失礼な評価だと思ったのですが、娘と暮らす私邸に場面が変わり、そこでビックリしました。
大豪邸じゃないですか!
これなら、商人ではなく、豪商と書いて欲しかったですね。
突然現れた10歳の「娘」の存在を誰も違和感なく受け入れている辺り、妖精さんたちが記憶を改竄しているんじゃないか?とか色々不審に思いつつ、とりあえずゲームを進めようとしたのですがーー
この画面から先、なにをしたらいいのかわからなくて、冷や汗をかきました。
本作は1997年作品のリマスター。すなわち紙の説明書が付いていた時代のゲームですが、本作はDL専売ソフトなので、作中にチュートリアルがないとなると、全然操作方法がわかりません。
「時を刻む」「時を戻す」ってなんだ!? と混乱しました。
あとで「セーブ」「ロード」を世界観に合わせた単語にしているだけだと気付いたのですが、こういう日数制限のある育成ゲームで時間を進めるかのような指示は非常に恐ろしかったので、しばらくこのコマンドは選べませんでした。
その後セーブしてみたんですが、台詞回しが普通に怖かったです。いちいち女王様から警告されるのかと思うと、こまめにセーブしにくいゲームだわ(苦笑)。
なお、最初に表示されていたステータス画面からは、Bボタンの「戻る」で基本メニュー画面に戻ることができました。
ゲームの時期は、9月30日から開始なんですね。ちょっと驚きました。それとも、誕生月の翌月から行動開始ということなのかしら。
基本メニューからは、習い事やバイトなど娘のスケジュールを立てられることを確認。
養育費を娘本人にバイトで稼がせるというのは、現代だと問題視されそうなゲーム特有の設定ですね。
各選択の効果がわからないから、とりあえず何種類か入れてステータス増減を確認してみます。
それにしてもこの娘、発言がいちいち生意気です。
ステータスでプライドが高いからか? 気立てが低いからか?
試しに少しバイトさせてみても、「ちゃんと働いた日」が21%しかなくて、「役に立たない娘」なんて言われてしまいました。
その一方で、初日は「私が料理をするなんて」と言っていた料理教室を楽しいと評していたので、少し料理教室を多めにすることに決めました。懸念点の「気立て」も若干上がるみたいですしね。
そう思って料理教室に再度通わせたところ、料理のテストが行われました。アウロラは目玉焼きを作ったのですが、講師から見た目・味とも0点と評されていたのは、ちょっと可哀想でした。
柔和そうな顔でいて、手厳しいです。これで、料理教室を嫌いにならないといいのですが……。
2月末時点で、ここまでの育成結果がまとめて表示されましたが、もともと低い「気立て」がグングン下がっていて、笑うしかありません。
妖精さんの評は、下記の通り。
子供とは思えない出来上がった態度。生意気だと言う説もチラホラ。
チラホラどころか、生意気としか言いようがない気がします。それでも服を買ってあげれば喜んだり、可愛いところはあるのですけれどね。
狙ったエンディングがあるわけでなく、1周目は普通に自分の感性で子育てしたいので、気立てのいい娘を目指します。