現在地:ガビニアニの流儀(ヴェネター撃破まで)
※本作はCERO Z指定ゲーム(18歳以上対象)です。記事中のスクリーンショットに、残酷な映像が含まれる場合があります。
サイドクエストはまだまだ終わらないし、未だに足を踏み入れていない地域もあるのですが、放置しすぎなメインクエストを進めようと思い、ヘラクレイオンに戻ってきました。
クレオパトラに、結社のメンバー4人を暗殺した旨を報告します。
が、今度は「ジャッカル」と「サソリ」というターゲットが追加されました。
案の定、都合よく振り回されてますね。抗議はしていたけれど、ケムの死に直接関わった相手を見つけられていない以上、バエク個人としても今更止められないし、メジャイとしても嫌と言い難いし、仕方ないかな。
ただ、標的の画面構成から考えて、この2人で終わりなのは間違いないでしょう。
二度と騙されたくないと思って警戒しているせいか、アポロドーロスの言動が気になってきました。
バエクへの「贈り物」として連れてきた捕虜を、ごく自然に足蹴にしたので、野蛮だな!と驚いたんですよね。
実はその直前の再会シーンでも、気になるひとコマがありました。
酒を注いだゴブレットをアポロドーロスがバエクに差し出し、でもバエクは茶目っ気で酒瓶の方を受け取って飲む、というやりとりだったのですが、アポロドーロスが手にしたままのゴブレットを飲まないんですよね。もともと、自分は飲むつもりがなかっただけかもしれないけれど、まさかゴブレットに毒は塗布されてませんよね?と疑ってしまいました。
クレオパトラの敵対者がまだいる現時点で、バエクを殺すメリットはないから、考えすぎだと思いますが……。
根本的な目的は復讐から変わっていないし、誘導があるから行き先を見失うことはないですが、メインクエストの細かい局面では「いま、なにをやっているんだ?」と思うことがチラホラ出てきました。
私がさっさとクエストポイントに移動しちゃって聞き漏らした話があるんでしょうけれど、娼館に行ったら、見知らぬ双子を呼び出して情報を引き出すことになったのは、話がわからないぞと困りました。
バエクの察しがよすぎて、ちょっとした手掛かりから事実を掴んで暗殺に向かってしまうから、プレイヤー(私)がそれに頼り切って、ものを考えていないと言う面もありそうです。
ヘラクレイオンで計画されていたクレオパトラ暗殺計画が明るみになり、傭兵を始末して報告に向かったところで、報復の襲撃を受けました。
この襲撃で最初の兵士たちを退けた後、続けて現れるヴェネターが、これまでにないほど強敵でした。
なんで味方兵はヴェネターが来ると回れ右しちゃうんだ!一緒に戦って女王を守れ!と怒りましたが、いくら画面前で罵っても戻ってきてくれないので、自分がなんとかするしかありません。
結果、2回、シンクロが解除されました。メインクエストの敵で死んだのは初めてかな?
プレイ自体が久し振りで本作の立ち回りを忘れてしまったか、どうにも強攻撃がうまく回避できず、頻繁に喰らいます。
復活デメリットはないものの、ヴェネターが登場するシーンから再開になるため、レベル上げや鍛冶屋に行くことができません。バエクの能力上げができないなら、プレイヤースキルを上昇させるしかない、と思われたのですが……
ヴェネターは入口から現れて幾ばくか口上を述べた後、バエクに突進してきます。つまりスタート地点で、お互い少しだけ距離があります。
ーー接近される前に、手持ちの矢を全部撃ち込んで体力を削りました。
メイン弓は毒付き、サブ弓は火矢ということもあって、体力の8割近く削れたようです。卑怯かつ他の参拝人に迷惑な戦法だけれど、無理にヘッドショットを狙わず、当てることを重視したから、流れ矢で死んだ一般市民はいないはずです。「メジャイは市民を守らなければならない」云々の警告もなかったですしね。
無事、敵対者は倒せましたが、クレオパトラが玉座奪還に焦り始めた感じです。追加ターゲットを倒す前に、ポンペイウスとの接触が急務になってしまいました。
今後のメインクエストは、ローマと直接関わっていくことになるようです。
サイドクエスト「7人の農民」は、唯一トロフィーが設定されているし、オマージュを感じさせるクエスト名だったわりに、どの辺が「7人の農民」だったのか謎が残りました。農民は登場したけれど、そもそも7人いたかどうか……。
それよりも、このクエスト中、農民女性の目の前でイーグルダイブをしたら、「鳥じゃないのよ!」「正気じゃないわ」と驚かれたことが印象に残りました。
なんの説明もなくできるし、子供のケムにもやらせようとしていたから、古代エジプトでは、勇気の証明としてよくやるアクションなのかなと受け入れていたんですが、やっぱり自殺行為ですよね。
「ラーの息子」を名乗る男を暗殺するサイドクエスト「ディオニシアスの火事」は、メインクエストのターゲット暗殺と同様に、ドゥアトへ送るやり取りがあって驚きました。
サイドクエスト「砂漠の悪魔」でも名前が出てきたし、長いこと放置していたけれど、結構重要なイベントでしたね。
クフ王のピラミッド内で発見したのと同様の謎めいたモニュメント(古代の機械)を複数個、各地の隠されたエリアで見つけました。
メッセージはどれを聞いても謎です。2012年に世界は一度滅んだらしい話があったけれど、現実には存続しているのだから、それは別の世界線の話なのか、復元されたのが今(プレイヤーの現実)だというのか、まったく違う話なのか。わからなすぎて、私はSFの素養がないとつくづく思います。
ゲーム的にも、バエクが無反応だから余計にどう捉えたらいいのか分からないのです。
ただ、モニュメントがあるエリアの探索自体は楽しいし、フロアには不思議な美しさがあって、毎回、綺麗だと思います。