Switch版テーブルトーク風RPG「ナイツ オブ ペン アンド ペーパー(Knights of Pen and Paper +1 Deluxier Edition)」を開始。
https://www.wkb.jp/wp/kopp1/
現在地:はじまりの村・コウモリの王撃退済(Day46)
TRPGの雰囲気をデジタルゲームで再現した作品。Switch版を買ってから知ったのですが、スマホでも出ているようです。
序盤を触った段階では、テーブルトーク部分は単なるアクセントで、実際はコマンド戦闘を繰り返して強くなるゲームという印象です。ゲームマスター(GM)が状況を説明し、プレイヤーが言ったことに対して回答したり、時には「ちゃんとロールプレイして」と嗜めたりするので、雰囲気は多少味わえます。
ロールプレイを壊すジョックと、横槍の多いヘレナ教授で、GMに申し訳ない感じ。
正直なところ、ダウンロード専売ゲームでありながら、遊びかたの説明がゲーム中になく、よくわからなくて戸惑うことばかりです。
翻訳の問題ではなく、そもそもシステム面の説明が足りていない感じです。
例えば、戦闘。
基本はコマンドバトルなので、困る要素はないけれど、スキルを使用するときにスキル名しか表示されない(効果がわからない)ので、どっちが全体回復で、どっちが単体回復だっけ?なんて悩みます。
また独自のシステムとして「プレイヤーが敵の数を決める」ことができるのですが、では一度に出現する敵の数を増減するメリット/デメリットはなんなのか?という説明がないから、毎回判断に困ります。
クエストで一回の撃破数が特定数以上であることを求められる時は分かりやすいけれど、それ以外は、単に1戦闘ごとに難易度を自分で決められるというだけなんでしょうか。
実際は現実世界でゲームをしているという設定だから、飲食を取ったり、部屋の模様替えをするとそれによって効果が得られるというのは、良い要素だと思いました。
TRPG風ゲームにつきもののダイスに関しては、パッシブスキルやアイテム効果にサイコロ関連のものがあり、「ダイスを振って」という台詞もあるけれど、実際にダイスロールするシーンはないーーと思っていたら、いくつかの箇所で勝手にダイスロールがされていました。
移動中にファンブルが出て、強敵に襲われて全滅した時に気付きました。
テーブルにつくプレイヤーとクラスは自分で選択。
プレイヤーごとに特有のパッシブスキルがあり、組み合わせで散々悩んだ末に、ジョックを戦士、ヘレナ教授を聖職者で登録しました。
ジョックは「ガキ大将」で“攻撃に+1ボーナス”がつくので、攻撃職向きと判断しました。
ヘレナ教授は「ノウハウ」の“HP+3%、MP+3%、HPドレイン+2%、MPドレイン+2%、XP+2%”というてんこ盛りなパッシブを見て、パーティの生命線になるだろうヒーラーで採用。ターンごとにHP+1とか、MP+1のパッシブ持ちもいたけれど、ヘレナ教授は攻撃時にHP、MPとも最低+1するわけですから、どの職でも無茶苦茶強いプレイヤーだと思います。ただ攻撃時に限定されることを考えると、いまさらだけど、攻撃職の方が活きたかな……。
はじまりの村のクエストを請け負っている途中で、3人目を早めに追加したほうが楽だと気付き、ゴールドを払ってE.T.を追加しました。
席に着くなり、「E.T.、うちに電話したい。」とか言い出して、お前はなんのロールをしているんだと突っ込みたくなりました(笑)。
パッシブスキル「ガイアフレンド」で“毎ターンにMPを1回復”するので、ドルイドにしています。まだ育成中ですが、自分はターン回復でMPをコツコツ貯めて、必要な時はみんなにMP分与技で還元するプレイができそうだと考えています。リジェネ的な技もあるから、サブヒーラーとしても運用できるかな。
システム面も疑問は多いし、基本は淡々としたゲームで盛り上がりに欠けるのですが、コツコツ地道にレベル上げして強化していく地味な楽しさはあるので、少しずつ理解しながら遊んでいきたいと思います。