今更ですが、「STAR WARS ジェダイ:フォールン・オーダー デラックスアップグレード」を追加購入して、デラックスエディションにアップグレードしました。
デラックスエディションでは、まずゲーム内コンテンツとしてBD-1やマンティスのスキンが自動入手できます。どちらも「クリムゾン」で、カラーリングはこんな感じ。
マンティスはともかく、BD-1はデフォルトカラーが一番可愛いと思うので、こちらはあまり使う機会がなさそうです。完全に「おまけ」ですね。
本命は、起動時のメニューに追加された「ボーナスコンテンツ」。ここに収録されているのは、アートブック(全30ページ)と、メイキング動画です。
「Detroit:Become Human」のデジタルデラックスエディションだと、ゲーム本編と別アプリとしてアートブック等が入手できましたが、本作はゲームメニュー内に収録される形になっています。私はパッケージ版購入者なので、動画を見るためにディスクをセットする必要があるのは手間だと思ったのですが、よく考えたらBlu-ray Discで映画を観るときと同じでした。ダウンロード版の簡便さに慣れると、こんなことすら手間に感じてしまうのだから困ったものです。
「デジタル デラックスアートブック」は、キャラクターデザインや惑星ごとのコンセプトアートなど、概ね想像通りの内容。
こんな案もあったのか、と興味深く閲覧しました。
「メイキング動画」は、下記の4種類が収録されています。
- ジェダイの作りしもの -「ジェダイ:フォールン・オーダー」メイキング
- 「ジェダイ:フォールン・オーダー」の俳優とキャラクター
- 「ジェダイ:フォールン・オーダー」の音楽
- 「ジェダイ:フォールン・オーダー」-製作者コメンタリー
デラックスエディションの説明では「90分のメイキング」と書かれていましたが、これが4本を合計した時間なのか、1本目の収録時間を指しているのかは不明です。構成としては1本目が長く、ほかは10分程度の内容でした。
内容は、とても面白かったです!
スターウォーズセレブレーションでのお披露目、EA PLAYとその失敗を踏まえてのE3での体験会など、ゲーム開発の後期日程からリリースまでの主なトピックを中心に、本作がどのような体制で、いかにスターウォーズという作品をリスペクトして作ったかが語られています。
最近、AAAタイトルの開発の過酷さが取り沙汰されていますが、本作は非常に和気藹々としたチームで、楽しんで作っていることが伝わってくるので、見ていて心地良いです。それだけでなく、彼らの奮闘や考えを見聞きしているうちに、自分も仲間のような気持ちになりました。出来上がったデザインに対し、ルーカルフィルムの担当者からOKとお褒めの言葉が出た瞬間などは、やったぜ!と開発者側の視点で一緒に喜んでしまいました。
純粋に笑えるという意味で面白かったのは、バグ取りのエピソードですかね。実際のゲーム中では見られない「とんでもないバグシーン」が映っていて、笑わされました。
ただ、映像コンテンツとしては少々いただけない問題があります。
まずストレスだったのが字幕です。
字幕の文字色が白単色で、帯や影が付いていないので、白い映像と被るとまったく読めないことがありました。内容が良かっただけに残念でした。
また、動画再生中に実行できる機能は、早送り、巻戻ししかなく、且つそれらの使い勝手が悪いという点も、地味に不満。一本目が長かったので、途中で一時停止したかったのですが、下手に触ると最初から再生になるので諦めました。PS4の標準機能をそのまま使えるようにしてくれた方が、なにかと便利だったと思います。