現在地:不思議なポータル・未確認生命体のクエスト開始(Day845)
長かった「異世界の村」のクエストが終わり、山ほどのおつかいクエストが終わり、遂に黒魔術師を倒して世界は救われたーー
と思いきや、「奴は真の黒幕に操られていたに過ぎない」的に話が続いたので、久しぶりにビックリしました。予想の3倍くらい、ボリュームがあります。いや、もしかしたらこの先、いきなり終わるのかもしれませんけれどね。
キャラクターは、平均レベル34に達しました。
また、職業も3種(吟遊詩人、バーバリアン、シャーマン)増えました。が、結局誰も入れ替えずにいます。経験値はもちろん、装備強化に費やした金が惜しいし、なにより現パーティのバランスを崩す必要を感じません。
物理攻撃に偏りすぎなので、物理耐性のあるボス向けに魔法職が必要だったかと考えたときもありますが、結局アーチャーとドルイドの自然ダメージスキルで事足りています。物理攻撃が効くときはローグが無双しますしね。
ただ、パッシブスキル満載のバーバリアンは最終的に最強職っぽい気はしています。このゲームは、スキル強化すると消費MPも増える仕様なので、スキルポイントを注ぎ込んでも問題ないのはパッシブだけなんですよね。パッシブスキルを持たない神官とドルイドは、あえてスキル強化しない時もあるくらいです。
これで深刻な回復力不足に陥ったことないし、初見にしてはかなり上手く育成できている感じです。
逆に考えれば、試行錯誤することが楽しいゲームなのに、もったいないことをしているのかもしれません。
敵レベルが高くなってきたので、このまま背伸びして挑むか、少し戻って他のクエストをこなすか悩むところです。現実世界のアイテムも充実してきたし、食事や飲み物のブーストが切れないようにしておけば、多少は無理が効きそうなんですが……。
作中でプレイヤーたちも指摘してましたが、なんのイベントであれ、理屈をつけては戦闘するだけなので、いくらバランスの良いコマンド戦闘とはいえ、飽きるときもあります。
そんな中、ドワーフモールのダンジョンは、ランダムイベントだけでなく道中にちゃんとしたイベントがあり、なかなか楽しく進むことができました。GMが怖い描写をしてもみんなが聞き流して茶々入れてるのに、「レベル消失装置」と聞いた瞬間、ギャーギャー怖がる箇所が1番笑えました。
ストーリーの展開的にはシュール過ぎて意味がわからない部分も多いのですが、こういった「テーブルトーク」部分は面白いので、もう少し翻訳がしっかりしていればな!とつくづく思います。英語がわかる人なら、原語版で遊ぶのも手かもしれません。
山の神殿で黒魔術師を倒した後、黒魔術師が現実世界の方に現れる、という流れは、これまでの伏線があったのでそんなに驚きませんでしたが、その現実に現れた黒魔術師がものすごく弱い、というオチは笑えました。
ペンと紙の世界でも前座の黒忍者1戦、黒魔術師2連戦と来て、さらに強いのか、と武者震いしたところだったので、最初は「え!?」となりましたよ。
あんなに演出をつけて現実に進出したのに、残念でしたね。
インディーゲームだけあって、割とギリギリのラインのパロディが含まれています。
例えば、敵の「けつばん」の意味がわからず調べたら、思いきりポケットモンスターのバグ要素で苦笑しました。
また、片足の黒人少年「サッシ」が登場したとき、プレイヤーたちがブラジルの童話で一番有名とか騒いでいたので、表現的にヤバい要素だったらどうしようと思ったんですが、彼は妖怪なんですね。
世の中にはいろいろなキャラクターがいるんだな、と勉強になりました。