現在地:マップ踏破&砂丘の光クリア
※本作はCERO Z指定ゲーム(18歳以上対象)です。記事中のスクリーンショットに、残酷な映像が含まれる場合があります。
簡単に取得できるトロフィーは取っておこうと思い、エジプト全土を走り回って来ました。
目的は、すべてのエリア(州)に一度侵入し、マップを表示すると手に入るトロフィー「土地勘」です。
バエクがまだ訪れていなかったのは、北の果てと南の果て。
まず海から攻略しようと思い、ニシの野営地に近いシンクロポイントから海原へ漕ぎ出しました。
それで気付いたのですが、これだけ距離があっても、はっきりとアレクサンドリアの大灯台が見えるのですね!
風景として見事であることはもちろん、ゲームとしては、遠方のマップまで一気に読み込んで、精密に描画しているのに挙動が軽い点に感心しました。
せっかくだから旅情気分を盛り上げようと思い、そのまま舟で灯台方面へ漕ぎ出したのですが、これが大変な移動でした。漕いでも漕いでも、灯台が近くならない(笑)。
地中海を目的地にしていたのに、灯台にたどり着いた時点でゴール感があったくらいです。
苦労した分、地中海から臨むキレナイカの美しさにうっとりしました。
海自体、泥土混じりで茶けた内陸の川と違い、澄み切っているので気持ちが良かったです。沖に出ているためか、ワニやカバが見当たらないのも気楽でしたね。
潮風を飽きるほど堪能したら、一旦シワに飛び、更に南の「グレートサンドシー」へ。
本作を遊んでいると、砂漠といっても、非常に多様な種類があることが知れますが、私がイメージする「砂漠」に一番合致しているのは、このグレートサンドシーだと思いました。
逆に、隣の「白い砂漠」はその名の通り白砂なので、こういう砂漠もあるのかと驚きましたし、最後に到達したデシェレト砂漠は、なんだか彩度が低い様子で寂寥感を強く味わい、またひと味違う土地だと思いました。
トロフィー取得後、デシェレト砂漠の奥に不思議な地形(セス・アナトの墓およびQeneb too Kah’Aiye)が見えたので近付いたところ、突如亡霊のような謎の兵士に襲われ、クエスト「砂丘の光」が始まってしまいました。
クエストマークが出ていなかったので、完全に油断していました。どうも各地にクエストへの導入となるイベントがあったようなんですが、それを見ていなくても、現地まで行くと探索シーンから続いてしまうようです。お陰で、最初は何事か分からず戸惑いました。
謎の兵士たちが現れる以外は、これまでも何か所か見つけた「かつて来たりしもの」による古代の遺跡と同様。
そこに、探検家が持ち出した財宝を元の場所に戻して、謎の兵士たちを鎮めるという流れが追加された内容でした。
プレイが夜だったせいもあり、不意に襲われる不安と、幻覚のようなおどろおどろしい場面への恐怖が強く、「このクエストを終わらせないと眠れない!」と焦りながら攻略しました。
一番ビクビクしたのは、ラクダの死骸から秘宝を取るシーンですね。兵士の姿なら容赦なく斬り殺せるけれど、ここは普通の村人のような人々から襲われるので、気持ちが落ち込みました。
結局夢落ちみたいな、詳細は謎のままのクエストだったのですが、集落で目覚めて陽を浴びた瞬間の安堵感が1番のご褒美でした。
これまでこなしたサイドクエストと雰囲気が違い、呪術の香りを強く感じたのですが、これはDLC「ファラオの呪い」への繋ぎとして、発売後に追加されたクエストだったようです。
ううむ。ゴールドエディタションだから当然「ファラオの呪い」も付いているのですが、こういう作風だとすると、私はクリアまで耐えられるか心配です。