抹茶スイーツの伊藤久右衛門の「宇治抹茶だいふく」他をいただきました。
https://www.itohkyuemon.co.jp

宇治抹茶だいふく

ネットショップの広告を見て「宇治抹茶だいふく」が食べたいと思ったものの、消費期限から考えて6個は多いかな……と躊躇したところに、内容量が少ないお試しセットがあると気付いたので、これを注文しました。

お試しセット

なお、お試しセットの内容物は下記の通りです。

  • 宇治抹茶あんみつ(2箱)※
  • 宇治抹茶だいふく(2個)※
  • 宇治抹茶生チョコ(5粒)
  • 宇治ほうじ茶生チョコ(5粒)
  • 宇治抹茶バターサンド「みどりあはせ」(1個)
  • 宇治抹茶チーズケーキスティック「ゆめみどりすてぃっく」(1個)
  • 宇治抹茶ラングドシャ「葉ごろも」(2枚)

(※)消費期限が発送日込み3日。

メインは「宇治抹茶あんみつ」「宇治抹茶だいふく」の2点で、これ狙いの顧客に他の商品もリピート購入させようという狙いでのセット商品ですかね。

まず、待望の「宇治抹茶だいふく」から実食。
だいふくの餅部分は、羽二重餅のような柔らかさと薄さで、噛まなくても口の中で溶けていきます。冷蔵保存なのにこの柔らかさは驚きです。
抹茶餡は、まず色が非常に濃い抹茶色で一目惚れ。ネットショップに掲載されている写真より、もっと深い色合い色合いです。味も「茶」そのものという感じで、甘味はほとんど感じません。そして、見た目や味は明らかに餡なのに、クリームが入っているためか、口当たりはムースのように軽く滑らかです。
後味のさっぱりさも含めて、お茶そのものを食べているような印象でした。
私個人としては、お茶菓子は多少甘味があった上で、お茶を飲んでさっぱりしたいという好みなので、リピートしたいほど好きな味ではないけれど、他にない上品さと、冷蔵でも柔らかい餅の素晴らしさには感動しました。

もう一つのメイン商品である「宇治抹茶あんみつ」は、ボリュームがあり満足感の高い品でした。

宇治抹茶あんみつ

あんみつなので、餡と蜜が入っているわけですが、抹茶スイーツなので、こちらの蜜は黒蜜でなく「抹茶みつ」。この抹茶みつが、大変な美味です!
適度な甘さと抹茶の苦味が両立していて、まろやかな味。強いて文句を言うなら、さらっとしたみつなので、深さのあるスプーンを使わないと、掬いにくいことくらいです。
寒天は、ーーこれは素材がいい寒天ですね。自分がスイーツ作りなどに使う安物の棒寒天と比べるのも烏滸がましいですが、海藻くささは皆無だし、硬すぎず程よい食感を楽しめます。抹茶ゼリーもそれ自体には甘さがないので、寒天共々、たっぷりみつをかけて、あんと一緒に食べることで完成する味わい。あんみつは、名前の通り餡や蜜を楽しむスイーツなんだなと深く理解できました。
それだけに、みかんはこの抹茶あんみつには噛み合っていないと思いました。

その他のセット商品も、抹茶の香りと味がしっかりあって美味しかったです。
生チョコは、非常に滑らかでとろける美味しいチョコレート。お茶の味が口の中に広がります。抹茶は少し塩分が強く感じたので、ほうじ茶の方が好みでした。
バターサンドは、サクッとした歯応えとしっとり感のバランスが絶妙なビスケット生地が美味。バタークリームも品の良いお味でした。私がリピート買いするならこれかな。
チーズケーキスティックは、抹茶とチーズの濃厚なマリアージュで満足度が高い品でした。ただ、スティックケーキは手で簡単に食べられることが売りだと思っていたのに、本商品は手では食べにくい梱包だったので、自分の中で定義が揺らぎました。単に長方形ならスティックケーキでいいのか……?

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