ナムコットコレクションDLC第二段より「貝獣物語」、第三弾より「スカイキッド」「デビル物語 女神転生」「キングオブキングス」を追加しました。
8月20日配信は想像できていたけれど、まさか10月予定だった第三弾も同時配信されるとは意外でした。私の最大の目当ては「スカイキッド」だったので、純粋に嬉しいです。これで、10月に新たに第四弾が用意されたら良いのですが、これで打ち切りなのでしょうか……。
今回は順番通り、「貝獣物語」について語ろうと思っていたのですが、やはり思い出の作品である「スカイキッド」が遊びたくて仕方なく、先にプレイ&クリアしてしまいました。
スカイキッドは、珍しい「左スクロール」のシューティングゲーム。
主人公は鳥を擬人化したキャラクター、レッドバロンとブルーマックス。
鳥なのに自前の翼を使わず飛行機を操縦するというおかしさと、味方も敵もポンポン宙返りするアクロバット飛行、明るく軽快なBGM(スカイキッドマーチ)など、一見ライトなゲームに見えますが、クリアまで目指すと結構難易度は高めです。
空中で背後を取ろうとする敵機、前方から飛び込んでくる敵機、地上からの攻撃、自然現象(マグマや雷坊や)などの攻撃を掻い潜らねばなりません。後半のMISSIONになると、敵が特攻してでもこちらを撃墜しようとしてくるので、何度も巻き戻しを駆使することになりました。
その一方で、宙返り中は無敵だとか、被弾しても即死ではなく、墜落までに宙返りボタン連打で体勢を立て直せるとか、2Pプレイならさらに救済措置もあります。MISSIONの目的は敵基地ないし空母の爆撃ですが、爆撃に失敗してもスコアが加算されないだけで、着陸さえすればMISSIONクリアにはなるので、どうしても難しい箇所は爆弾を拾わず安全に進むという選択肢もありますね。難しいけれど頑張ればなんとかなるかも、と思わされる塩梅が上手いです。
地上砲台から発射される炸裂弾なんかは、最初はどうやっても回避できないと感じたけれど、何度も撃たれるうちに飛び散る弾を回避できるようになって、自分の成長を感じました。密集しているときに連続で撃ち込まれると、どうにもならないですけれど。
マップには、一応氷河とかピラミッドだとか差分はあるけれど、ほとんど代わり映えしないです。
BGMも最初から最後までずっと同じだから、今回初めて全クリアするまで、エンドレスにMISSIONが繰り返されるゲームかと思っていました。太陽や月のところで宙返りで一周すると昼夜が逆転するというのが、手軽に出せる隠しステージで、昔から大好きでした。
なお、自由の女神像の裾のところで宙返りすると「スカートがめくれる」という小ネタがあったはずですが、ナムコットコレクションで何度挑戦しても、うまくめくれませんでした。まさか、セクハラだからって廃止されたわけじゃないですよね?
逆さ着陸も、同様にうまくできませんでした。
離陸から着陸まで自分で操作する必要があるのも本作独特の要素。
アクロバット飛行の末に華麗な着陸をしようとして着陸場からはみ出て激突死したり、そもそも着陸の指示を見落として降りられず、その先の海に燃料切れで墜落死したりのも、いまとなっては良い思い出です。
最終的に、MISSION26でエンディングに到達。
実のところ、子供時代にはMISSION7くらいまでしか到達できなかったので、エンディングがあるゲームだったことを、はじめて自分で確認できました。宇宙船を倒したらいきなりエンディング突入でびっくりしましたけれどね。
今後も、BGM聴きたさにたまに遊ぶだろう思い出の一本です。