ナムコットコレクション「貝獣物語」プレイ中

貝獣物語

主人公たちの進捗と現在地は下記の通りです。

火の勇者 バロの神殿のお坊さまと会話済み、バルタリーまで移動
クピクピ モスの神殿のお坊さまと会話済み
ポヨン スタート地点(レベル上げ中)
バブ 未登場

貝獣物語は、子供時代に友人が所有していたパッケージを見てから、ずっと気になっていた作品です。
実際のプレイ画面を見たわけではありません。ゲームソフトが収納された棚の中にあって、通常よりだいぶ大きなパッケージ箱の中に、世界地図や貝獣たちのフィギュア、謎の封書が入っているのを見せてもらっただけです。しかし、あれは実際はどういうゲームなんだろうという疑問と、大いに刺激された冒険心が、私の意識の片隅にいつまでも残っていました。
そして今回のナムコットコレクションにより、実際に遊べることになりました。

貝獣物語

答えを得ないほうが、永遠に想像して楽しめて良いかもしれない、という不安もあったのですが、結論としては、今回実際に遊んで良かったと思います。

まず、4人の勇者が別々の拠点からスタートするので、随時「パス」で操作キャラを切り替え、自分の手で合流させると言う点が面白いです。

貝獣物語

私は、主人公ごとに用意された最初のキーアイテムを地図に変えるところまでは個別に進めようと思ってやっていますか、たぶん全員を集めてから取りかかっても良いんですよね。
スーパーファミコン世代になるとシナリオ主導型のRPGが増えるのに対し、まだRPGが自由な発想で作られていた頃の味わいだなと感じます。体力を示すステータスが「HP」ではなく「VP」なのも、まだRPGのメンタルモデルが確立していない頃の空気を感じます。
戦闘中の表現は、アニメーションとまではいかないけれど、残り体力によって見た目が変わるのがいい感じです。

貝獣物語

ファミコン初期の作品にしては凝った演出ですし、このゲームは敵が強い分、弱った姿が目に見えると、もう少し頑張るぞ!と闘志が湧きます。

ゲームバランスは、昔のゲームらしく尖っています。
アタッカー役のはずの火の勇者ですら、最初は4撃くらい当てないと敵を倒せないし、被弾も大きくて連戦不能。ひ弱なポヨンなどは、敵が二体でたら負けるので、一体だけ出ることを祈りながらうろつき、無事一戦終わったら宿に泊まって回復してセーブ、という流れがレベル3に上がるまで続きました。宿屋で何度「いってらっしゃい」を聞いたかわかりません。連戦可能になるまで、収支は赤字です。

貝獣物語

最初の町の周辺では楽勝になったと思っても、次の目的地に行き着く前に上のレベル帯の敵が現れ、結構綱渡りな冒険になったり、カギや水筒などを要求されて往復しまくったり、なかなかの牛歩です。
順番を間違えておばばから地図をもらう前にお坊さまのところへ行ったら、「いままでなにをしていたのか」と怒られたのですが、そりゃあ、せっせとレベル上げをしていたのですよ、と思いました(笑)。

一番手だった火の勇者は、3回くらい死んでいます。遠出しすぎて強い魔物と遭遇して、逃げることもできず死亡。

貝獣物語

毒を喰らって、街に帰り着く前に体力が持たずフィールドで死亡。酒を持たずにゴブリンに話しかけてしまって初見殺しに引っ掛かって死亡。

貝獣物語

ーーとなかなかバリエーション豊かな死にかたでした。お陰でだいぶ慣れたのか、クピクピ以降は、今のところ死なずに続けられています。まぁ、ポヨンは勝てない敵が出た時点でロードし直してるから、実質10回くらい全滅したようなものですが……。

アイテム欄が5個しかないのに、キーアイテムで1枠潰されるのもキツいですね。
とはいえ、装備中の武具はアイテムと別枠だから、実際は「ドラゴンクエスト」と大差ないのかな。全滅防止のために毒消し(ポイズノン)を常備しておきたいとか、意外と頻繁に要求されるカギ(シルバーキー)をやはり常備しておきたいとか、難易度相応の備えを求めると不足する感じです。

「悪魔の罠」も一度体験しました。なんの施設が確認するつもりで寄ったら突然始まったので慌てました。

貝獣物語

マス目移動を使ったシミュレーション風の戦闘なのですが、別の大陸に移動するときに挿入されるようです。初回は火の勇者だけだったから、向かってきた全敵を火の勇者で倒して終わったけれど、四人揃ったら、一騎討ちで戦える勇者をうまく前に配置して、弱い勇者を庇うようにしないと大変そうですね。
とにかく、そういう次第で火の勇者は北の大陸に移動してしまったので、マイヨーの町の西方を探索しそびれてしまいました。
しかもバルタリーまではなんとか辿り着けたけれど、敵は強くなったし、宿賃も上がったしで、これ以上の北上は難しそうです。
レベル上げを試みるか、北東エリア出発の主人公をここまで南下させるか、どちらが早いのか悩むところ。
町の人の話だと、最初は大気の勇者と水の勇者を合流させるのが良いというので、クピクピとポヨンのスタート位置は近そうです。しかし、どちらをどの方角に移動させればいいのか分かっていません。本来は地図を広げて、ゲーム中に確認できる座標と照らし合わせて進める作りなんですよね。

貝獣物語

付属品がなくても遊ぶことはできるけれど、位置関係を読み解くのにやや苦戦してます。説明書画面から見られる地図を拡大印刷して、適当に人形を用意すべきかなぁ。

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