現在地:まくろきもの討伐
レイオンと共に、二人掛かりの飛び降りショーを披露して道具屋の主人から船を譲り受け、海原へ乗り出したところで、件の「まくろきもの」と遭遇しました。
なんの怪物とも言い難い見た目です。
体内に吸い込まれたので、ここから脱出するまで頑張るぞ、と気合いを入れたのに、敵が出現することもなく、あっという間に潮を吹かれて脱出と相成りました。
敵が出現しない分、外より安全だったかもしれません。
レイオンとはバラバラに飛ばされてしまったので、打ち上げられた先で1人、冒険が始まります。
ちなみに、イベントわ無視して一人でうろうろしてみたら、毒ダメージが予想外に大きく、一回死にました。まぁ、不死身だからゲームオーバーにはならず、最後に触れたヘルメス像のところで復活できるようですね。
あと、フィールドでも各所に飛び降りポイントが用意されているのは、本作の特徴的なところだな……と思いました。
軽率に飛び降りを進めるRPG、それがヘラクレスの栄光です。
再びの女装で、スパルタ兵に酌をしながら情報収集すると、兵士たちは穴の調査に来たものの、隊長さんが死んでしまったので、スパルタに帰るにも帰れないという状況のようです。
高いところから飛び降りて勇気を示した奴が次の隊長だ、と話していたので、はいはいと流れ作業のように崖上に登り、飛び降りてやりました。いくら新しい隊長が必要と言っても、突然現れた第三者で良いのか?と突っ込みたいところです。今後も常に、飛び降りで問題解決するのでしょうか。
なお、女装のままでも飛び降りを披露したら隊長になれたので、スパルタ兵の男女平等は徹底してますね。
そんなこんなで、兵士たちを連れてスパルタへ帰還。
するとアテネへ続く北の道に、強い魔物アーグリオが現れて困っていることが分かりました。
新隊長の勤めとして、アーグリオ討伐に向かいます。
イベント戦闘だったまくろきものを除けば、これが初のボス戦です。しかし事前にレベル上げをし、装備もキチンと更新していたので、危うげなく撃破。不死身の主人公はともかく、兵士が死んだら可哀想だ、と思っていたので、犠牲者なく倒せたのは良かったです。
ここて兵士たちは離脱となりましたが、メニューを見たら、装備を返してくれていたので、いい奴らだったな、と思いました。
一路、アテネへ。しかし市街には入れず、外れの奴隷街らしい一角へ通されました。
アテネでの再会を約したレイオンはもう来ているかしら、と思ったら、奴隷街から市街への飛び降り侵入を試みた男が捕まっている話を聞けて、来ているな!と確信しました(笑)。
こちらも同じことをして捕まり、合流。
でも一晩拘束したあと「あんな無茶は、もう二度とやるんじゃないぞ」の忠告だけで解放してくれたあたり、アテネの衛兵は結構優しいですね。
お忍びで街に出て城に戻れなくなっていたアテネ王を護衛した後、御礼に招待された劇場で、乱入してきたヘラクレスと遭遇。おそらく彼が「ヘラクレスの栄光」1作目の主人公ですね。意外と発言が理知的で、単なる脳筋でなく英雄という感じがあります。ただし、私は地上の危機中でも、人々は芝居を楽しんで良いと思うので、ヘラクレスの発言には肯けませんけれどね。
主人公たちと、世界の異変の原因を突き止めるというヘラクレスの目的は今のところ合致しませんが、不死身の存在を気にするヘラクレスが同行することになって、今度はドリスコスヘ。
ここで3人パーティに増えるから、アテネ周辺は敵5体とか出てくる仕様だったんですね。1人の時に、敵5体と遭遇し、ちまちま攻撃を与えて倒そうとしたら、パウ(回復魔法)を使われて絶望したのですが、3人なら程よい手応えでした。
ドリスコスへの道中は、本作にしては少し長めの移動距離だったので、しっかり装備を整えました。レイオンに呪い装備をつけてしまって、素早さが0なんてステータスになりましたが、マヒの追加効果は非常に有効なので、解く必要もないかな……。
ドリスコスで聞いた噂の不死身の男ーー主人公たちの夢に出てくる風景を描いていた彫刻家テミシオスと出会い、意気投合。従者ステイアと共に仲間に加えます。
が、この時点で2人がレベルアップしないサポート仲間扱いだったので、どこかで離脱があるなと予期していたら、案の定。橋から落ちた際、不死身ではなかったテミシオスが死亡しました。不死身だったのはステイアの方で、夢を見ていたのは彼女の影響だった、というのは少し寂しいです。
でもテミシオス本人も自分は普通の人間だと気付いていたようだし、レイオンから記憶の有無を聞かれたときの返事に少し間があったので、本当は記憶喪失ですらなかったけれど、夢を見たかった可能性はあるのかな……。
ちなみに、テミシオスの加入から離脱までは、1マップ(画面切り替えるだけ)の出来事でした。早すぎるよ!
トロイに着くと、気持ち悪いほどの歓迎を受けました。左右から人がわっと押し寄せたから、奇襲かと思って身構えてしまったのが恥ずかしいです。
トロイ王から、まくろきものを倒す依頼と、その策を受けます。王はまくろきものがすべての異変の元凶と断言していたけれど、絶対違うし、この話を聞く前にヘラクレスが離脱しているのもやや心配になりましたが、まくろきもののせいで流通が滞っているのは事実だし、そもそも倒さないと先に進まないので、木馬に乗り込んでまくろきもの討伐へ出発。
まあ、最終的には普通に不死身の力に頼って戦うだけだったので、正直「トロイの木馬」をやりたいだけの策だなと思いました。トロイは木馬に滅ぼされる方であって、木馬を使う側ではないんですけれどね。