昨日23日12時15分から21時15分まで放送された、NHKラジオ「今日は一日“アイマス”三昧」の感想です。
https://www4.nhk.or.jp/zanmai/388/
※写真は、15周年記念ローソン限定アイマスコラボのコロロ。
私の「アイドルマスター」歴は、ゲームはXBOX360版初代とPS4ステラステージのみ、アニメはsideMのみなので、765プロと315プロしかわからないレベルです。そして765プロと315プロに限っても、すべての歌がわかるわけではありません。
しかし、私もプロデューサーの端くれではありますし、来年の新作アプリ「アイドルマスター ポップリンクス」を遊ぶ前に知っている歌を増やせる機会だと思って視聴しました。
といっても放送時間が長かったので、リアルタイムで最初から最後まで視聴とはいかず、聴き逃し番組で少しずつ穴を埋めて、ようやく完走しました。
1000曲以上からの選出ということで、765プロ楽曲が纏まってたコーナー以外は、やはり知らない歌がほとんどでした。でもアイマスは曲幅が広いし、どことなく懐かしい歌謡曲の香りのする歌が多いので、私は概ね好きです。初っ端の「READY!!」からしても、ゲームで聴けるのは基本ショートバージョンなので、フルコーラス聴けるのは新鮮でした。
詩花の「Blooming Star」は、こうして曲だけ聞くと、とても壮大でいい曲ですね。踊りがつくとイメージと違うと思ってしまうのですが、その点、ラジオだと歌単体の良さが伝わりました。
315プロは、思ったより知らない歌が多かったです。
結局、私としては「Study Equal Magic!」が最高でした。
すごく個性的で、でも歌自体もいいし、メッセージ性が随一で、ユニットの目指すものが全部詰め込まれている、至高の一曲だと思います。
ユニットとしてはもちろんJupiter推しなので、ラジオで流れた再デビューシングル「BRAND NEW FIELD」と3rdライブツアーでの演出の話は、来ると予期していても目頭が熱くなりました。
DRAMATIC STARSは「MOON NIGHTのせいにして」だったのが意外でした。これなら、ライブで盛り上がる曲コーナーの方でも良かったんじゃないでしょうか。
一番驚いたのは、「THE IDOLM@STER」を流したときです。
ゲームタイトルと同じタイトルが付いている、即ち作品を代表すると認識されている歌にしては、非常に尖った歌詞で、ジェンダー問題にうるさい昨今、男性蔑視とも女性蔑視とも受け取れるこの曲は、NHKでは流せないだろう……と思っていました。感心しました。
なお、私は曲と声が良ければ歌詞なんてスキャットで良いと思っている「歌詞に意味を求めない派」なので、むしろこの引っ掛かるところがある独特のセンテンスも込みでこの曲が好きだったりします。
「テイルズ オブ ザ レイズ」のコラボ時にエンドレスで聞かされて洗脳されそうになった「あんきら!?狂騒曲」は、今回なかったので安心(笑)。「あんずの歌」があったから、その辺はバランスを取ったのでしょう。
「あんきら!?狂騒曲」と同じヒゲドライバー氏作曲でも、シャイニーカラーズの「Dye the sky.」は無茶苦茶現代的で格好良かったです。あんまり素敵で、シャニマスを遊んでみようかと思ったくらいです。アプリを入れず、かつユーザー登録しなくても、ブラウザでできるのか……。へえ……。へえ……。
シンデレラガールズの「Joker」も格好いい系でした。やはり、最近の作品になるほど現代的な曲調なのでしょうか。
それぞれ、初期「アイドルマスター」の楽曲の良さとはまた違う魅力を持っていて、複数ブランドで展開している意義も感じられる放送でした。