「ロマンシングサガ リ・ユニバース(Romancing SaGa Re;univerSe)」2周年記念イベント開催中、part3。
期間中3回開催された世界塔攻略イベント、大変楽しませてもらいました。
より正確に言うと、「楽しい」と「しんどい」がタッグを組んでいる感じでしたが、それもロマサガRSらしい要素だと思います。
登るほど強い敵が現れるという仕様自体は、スマホゲームのエンドコンテンツとしては目新しくないし、本作でも既存コンテンツ「螺旋回廊」があります。しかし世界塔は、完全攻略されることを前提にしていないという点が面白いと思いました。
また、敵構成も遊び心満点。大体5階ごとに特別なボス敵が用意されていて、見て、音楽を聴くだけでも楽しさを味わえます。
10階で遊びに来てくれたヴァッハ神は、元々ドットの敵キャラクターだった?なんて思うくらい、素晴らしい再現度で、しばらくそのまま放置したくらいです。どうせならサガスカ勢で挑んでスクリーンショットを取れば良かった、と反省もしました。
下層はザクザクオートで登ってしまったけれど、各ステージの流れに「ドラマ」を見出せるのも楽しかったです。
例えば、インペリアルクロスの後方(一番ヘイトが低い安全な位置)で守られていた白服ジェラールが、数十階先のステージでは、黄金鎧姿でインペリアルクロスの先頭に立って父王を守っていたので、継承前後での成長を感じて燃えました。
七英雄を順に倒していくと、最後に七人全員が襲いかかってくる70〜80階エリアも、これまたロマサガ2プレイヤーとしては大変楽しかったです。
ボスだけでなく、雑魚敵も過去イベント限定敵が組み込まれているので、かなりバリエーション豊富で飽きませんでした。
1回目
初回は全プレイヤー一律で、1階からスタート。
元々、スタイルも育成も足りない自覚があるので、区切りの良い100階を個人目標にしました。
が、92階の雑魚敵がなかなか倒せず、育成し直しに2日かかり、ちょっとプレイ時間が足りなくて、攻略記録は95階で打ち止めになりました。
攻略の流れとしては、開催初日に目標の半分50階まで一気に駆け上がり、メインクエストのスタイルドロップ期間が終わってから残りに着手。
しかし70階の七英雄エリアから手強くなり、一戦ごとの編成と試行錯誤で時間がかかるようになりました。
意外な強敵だったのは、ボクオーンです。状態異常技の数々に悩まされました。特に「魅了」は、強力な全体攻撃技を持つキャラクターがかかると、あっという間に全滅させられてしまいます。
七英雄で魅了技といえばロックブーケのイメージですが、女性キャラクターで固めれば無効という分かりやすい対処法があるお陰で、ロックブーケの階ではそこには苦労しませんでした。それが、ボクオーンの技を喰らうと男女問わず魅了されてしまいます。しかも、同時に複数人が喰らう可能性もあって、ここでかなり足止めされました。
最初はデバフ技でボクオーンの知力を下げ、状態異常にかかりにくくする方針を取りましたが、いまいち効果が実感できなかったので、発想を逆転し、なるべく魅了されても問題ないメンバーで挑むことにしてみました。
それが、アビリティ「デトックス」持ちのスタイルです。魅了されても、デトックス効果でターン終了時に正気に戻ることができます。
その後のワグナスは、状態異常に加えてダメージも痛かったので、S「色薔薇も好きですよ」白薔薇を引っ張り出すことになりました。状態異常回復する「再生光」が使えるキャラクターが彼女しかいなくて……。やっぱりSS白薔薇が欲しいと思ったのはこのタイミングです。
80階の七英雄集合ステージは、意地で攻略ーーの前に、七英雄vs七英雄(+コッペリア)のスクリーンショットは撮りました。
あとは100階目指して頑張ったのですが、2WAVEある雑魚敵階を抜けるのが地味に面倒で、前述の通り目標の一歩手前、95階までで時間切れとなりました。
2回目
2回目からは、開始地点を1階・50階・100階・150階から選択できる形式。
私の場合、1回目の最高回数は95階でしたけれど、第2回に挑む前に制圧戦でキャラクター育成が進んだことですし、50階からやり直しは純粋にきついと思ったので、100階を最初のステージに選びました。
100階はなんと、八星(ロマサガ3の主人公8人)が勢揃いする夢のステージ。酷い数の暴力に、アルベルトがパリィでひたすら耐えるゲームとなりました(笑)。
ユリアンの連発する「残像剣」は全体攻撃なので、アルベルト一人に全攻撃を集められず、地味に迷惑でした。しかもユリアンだけ、ロールがディフェンダーのせいか、非常にタフでした。
とはいえ、2回目の挑戦で無事撃破。1階から100階までの報酬が一気にもらえて、この時点でだいぶ満足してしまいました。
その後、財宝の大穴の地図ドロップ期間と重なってしまい世界塔の攻略が進まず、最終日前に慌てて続きを登りました。
この辺の階層になると、精霊系の敵は攻撃を当てること難しく、MISSの連発に悩まされました。
そして130階でノエル&ロックブーケ兄妹に阻まれ、ここで足踏み。両者とも全体攻撃を織り交ぜつつ各2回攻撃してくるので、あっと言う間にHPを奪われます。
ここは聖王のバフ技、ビューネイのデバフ技に頼ることになりました。
全員の装備を見直し、軽減全の聖石を付け直した上で、再挑戦すること5回。運よく、序盤にロックブーケがテンプテーションを連発するパターンにハマり、突破することができました。
バフ/デバフが効果を発揮するまでは「託す希望」に頼ったので、ソフィアが何度も殺されました。グゥエインがテンプテーションに引っ掛からないかは、少し不安だったので、Invalidを確認してホッとしました。万一グゥエインがダメだったら、ウンディーネで知力デバフを入れることになったかな、と思います。
ここで時間切れになり、2回目の記録は130階までとなりました。
3回目
前回が中途半端なところで終わったので、どこから登るかだいぶ悩みました。
100階から登り直すのは大変だけれど、次のスタート地点150階でプレイヤーを待っているのはシェラハ。実は私は、この時点ではまだ常設のシェラハ討伐を倒していませんでした。
ただ、負けたら100階に戻れば良いのだから、一度挑んでみるかーーと開き直り、無謀にもシェラハに挑みました。
前準備として、常設のシェラハ討伐を急いで難易度ロマンシングまで攻略しました。
一応、過去に途中まで攻略したパーティ編成は残してあったのですが、なぜかS「たまには羽を伸ばして」プルミエールが入っているなど、とりあえず斬攻撃でまとめただけの編成でズッコケました。シェラハのカウンター攻撃を、間接攻撃で躱そうと考えてこのメンバーだったのでしょうか。
討伐戦でシェラハの行動パターンやこちらの攻撃の有効度など計りつつ、最終的にアセルス以外はメンバー一新しました。
プルミエールはまずビューネイに入れ替え。
最終皇帝(女)は、貴重な斬属性の回復役でシェラハ戦に適性有りと感じましたが、育成不足なので、最新ガチャから持ってきたSS「雪上の想い出」白薔薇に入れ替え。
ウルピナは最終候補に残りましたが、難易度が上がるに連れ、どのキャラクターを置こうがシェラハのクリムゾンフレアで確実に死ぬことが分かり、それなら「幻影」で避ける可能性があるキャラクターにした方が安定すると判断し、知力デバフも担当できるジョーに入れ替え。
残った1枠は、知力デバフが使えて、且つサブヒーラーになれるウンディーネ。全体攻撃が多いのでソフィアの「託す希望」と悩みましたが、ソフィアだと攻撃が当たらない可能性が高く、且つ「ブラックアイス(カウンター+石化)」のターンに取れる行動がないので外しました。
これでロマンシングを突破できたので、そのまま150階に挑みました。
世界塔150階のシェラハには、「弱体破り」後に「ブラックアイス」を使用しないパターンがあって、せっかく「ブラックアイス」を回避しようと「気合い」を使っているのに、無駄になることが発生するなど、討伐戦とまったく同じ対策では済まない感じでした。
また、最初はウンディーネがよく死んで、サブヒーラーの役割をこなせない局面が多く、耐久力が高い新SSスタイル「玄武術の伝統」がちょうど復刻されているので、ガチャを回すか悩みました。
それでも初回でシェラハのHPを8割削れたので、攻撃のリズムが噛み合えば勝てると踏んで、挑戦し続けーー遂に、撃破の瞬間が訪れました。
か、勝ったー!
この直前、アセルスを起こそうとして間違ってウンディーネ自身を回復してしまい、これで負けたら立ち直れないと思ったのですが、何とか攻撃が間に合いました。
なお、続く151階はいつもの斬攻撃パーティで雑に登れたのですが、152階の雑魚ステージが突破できずまたも足踏みしています。これ、第1回に92階で悩まされたのと同じ連中ですね……。アルバトロス&キャンキャンは異様に火力も耐久力も高く感じるのですが、設定間違ってないだろうな?(苦笑)
開催期間はまだ数日残っていますが、150階を突破できた時点で自分としては大満足です。
複数回開催することで、前回時から自分のパーティをどこまで強くできたか測る指標にできる面もあり、制圧戦や大量のイベント、ガチャとちょうど噛み合う面白いイベントでした。