新年一発目、ナムコットコレクション「ゼビウス」をプレイ。

ナムコットコレクション

「ゼビウス」は、縦スクロールシューティングゲームの元祖。
幼少期にPC(X1版)でも遊んでいるーーらしいのですが、子供の時の話で記憶しておらず、画面の印象はあっても、それが自分の実際の記憶によるものなのか、あまりに有名すぎるが故に色々な箇所で目にした情報をつなぎ合わせてできたものなのか不明です。

ナムコットコレクション

そんなわけで、ほぼ初見のつもりでゼビウスをプレイしました。

残念ながらというか、当然というべきか、ファミコンの性能では、ゼビウスの美しいグラフィックを全く再現できていないですね。ソルバルウはもっとくすんだグレーで立体的に表現されていたし、こんな原色バリバリの色合いでもなかったはず。
かの有名なナスカの地上絵もなく、砂漠がのっぺりしています。

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アンドアジェネシスの登場前に、バキュラが一枚だけ飛んでくる演出もなぜか消えていました。
とはいえ、ファミコンの性能的には相当頑張った移植だと思います。

対空兵器(ザッパー)と対地兵器(ブラスター)を使い分けて進むのは、「ドラゴンスピリット」同様。
地上物は固定の場所に出現するけれど、空中の敵はプレイヤーの操作に応じて出現パターンが変わるという、完全な覚えゲーにならないところが本作の特徴でしょうか。出現パターンが一定でないことには、敵軍の情報収集システムである「ゾルバグ」を壊して進まないと、敵が増えるという理由があり、シューティングゲームにこのような世界観、設定を持ち込んだという点においても、相当の先進性を感じます。

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説明書に、中盤までに登場する機体はちゃんと画像付きで挙動も説明されているんですね。

ブラスターは照準が表示されるので、動かない地上物には結構な確率で当たる反面、動く地上物に当てるのはなかなか難しく、着弾タイミングと敵機の軌道を計算して狙い撃つ必要があります。
敵機はそれぞれ独特のアルゴリズムで攻撃してきたり回避したりするので、それぞれの特徴と対処策を覚えて腕を上げていくタイプなので、覚えゲーでは対処できないところがなかなか難しいです。
とはいえ、ナムコットコレクションなら、巻き戻し機能で直前の状況を再現できるので、根気があれば、腕がなくてもなんとかなります。

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このブラグザカートの多段攻撃を避けるのが難しくて、何度も巻き戻しました。追尾弾を避けるのは至難なので、出現した直後に撃ち落とせると良いのですが、普通にプレイしていると出現位置が分からないので、結構な難度の攻撃だと思います。何回目かのプレイで、ブラグザカートが三発連続奇襲してきた時は、油断していて真正面から喰らいました。

巨大要塞アンドアジェネシスとの戦いは白熱しました。

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ゼビウスの敵機は、破壊可能か否かのフラグしかないため、この巨大要塞も「スターウォーズ」のデススターのように、コアにブラスター1発撃ち込めば呆気なく沈黙します。しかし盲撃ちでは当たりません。攻撃を避けつつ勝負の1発を撃つのは、心地よい緊張感でした。
ジアラなんかXウィングに似ているし、ある程度「スターウォーズ 」の影響もあったのかな。

超高速で遠くから飛来するギドスパリオが、位置取りによっては超強敵でした。ザッパーは正面にしか撃てないので、斜め角度から飛来されると対応できません。
初めて見た時は、流れ星のエフェクトみたいで綺麗だな、と呑気なことを思っていたのですけれどね。

一方、おそらく本作でもっとも有名な敵であるバキュラは、回転角度によっては、ただの四角形になってしまうのが笑えました。

ナムコットコレクション

バキュラが出現するゾーンでは、こんなにたくさん飛んでくるものかと驚きました。しかし設定を確認すると、ゼビウス軍の建設資材を空中待機させているものがバキュラなんですね。となれば、大量に飛んでいるのは当たり前だし、四角形の板だという印象も正しいものなのでした。

道中、シオナイトが出現してソルバルウの前方で回転停止する箇所は「敵? いや、強化パーツ? え、飛んでいった……?」と三度困惑しました。

ナムコットコレクション

単なる演出とは贅沢で恐れ入りました。

前回の「ドラゴンスピリット」がSTG初心者向けだったのに比べると、地上物や隠しアイテムの位置を把握しておく覚えゲー要素に敵機ごとの対処方法を学ぶ姿勢、且つ反射神経も要求するゼビウスはやり込みゲーマー向けだと感じます。
私のようなSTGが下手なプレイヤーでも、ゾルバクを必ず壊す立ち回りを心掛ければ、強い敵機がなかなか出てこないので結構長く遊べます。が、これだとスコア的には伸びが悪いので、ハイスコアを目指すゼビウスの遊びかたとしては三流なのでしょう。
弾を避けてるだけだと、全然スコア伸びませんからね。ソルやスペシャルフラッグの存在は知っていても、全く発見できていない点も、初心者丸出しです。

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唯一発見したソルがここです。ソルだ!と興奮して、破壊する前にスクリーンショットを撮っていたら通り過ぎてしまいました(笑)。

BGMは同じ二小節が繰り返される単調なもので、正直これを聞いていると頭が奇怪しくなると思っています。しかしここにSEが乗ると、唯一無二のゼビウス音になるのが面白く感じます。
ザッパーとブラスター発射音、ザッパーがバキュラに当たって跳ね返る音、破壊音、ザカートのテレポート音など、どれも特徴があって、音を聞いているだけでもある程度状況が分かります。

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そんなわけで、良い感じに「ゼビウス」を体験はできるのですがーー遊び、調べるほどに本家アーケード版の出来の素晴らしさがわかってAC版を遊びたくなる、罪深い奴でした。

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