Switch版ハック&スラッシュゲーム「ブック・オブ・デーモンズ」開始
現在地:コック討伐(難易度カジュアル)

ブック・オブ・デーモンズ

本作は、ハック&スラッシュにデッキビルディングを組み合わせたゲーム。

ブック・オブ・デーモンズ

見た目はディアブロライク。
最初は、独特の操作で戸惑いましたが、それなりにチュートリアルもあるので、数フロア遊ぶ内に慣れました。PCでマウス操作がメインのゲームかな、と思わなくもないですが、Switch版でも十分遊べています。

ブック・オブ・デーモンズ

アイテムやスキルがカードの形式を取っているだけで、カードゲームというわけではありません。けれどアクションとも言い難く、基本、クリックだけで操作できるというアクション要素の薄さは人を選びそうです。なんせ、敵はフロア中を動き回れますが、プレイヤーが歩けるのは通路だけで、進むか戻るかしかできません。
しかし、ダンジョンに潜る楽しみは味わえ、地味ながらなかなか面白いと感じています。

ブック・オブ・デーモンズ

潜る前に、エリアの広さを選ぶ機能(フレキシスコープ)があるので、適性なプレイ時間に限定して遊ぶことができるのに、結局は次のエリアまで進み、延々と遊び続けてしまいます。

この手の「レア掘り」をするディアブロライクなゲームには珍しく、一度攻略したステージに戻れないのは少々独特だと思います。
正確には、前のステージに再挑戦する機能もあるようなのですが、現時点では解禁されていません。

前のステージで敵を狩れない仕様上、レベルアップ回数も限界があるので、強くなるには、ダンジョン内でアイテムやスキルのカードを入手し、それをデッキビルドします。

ブック・オブ・デーモンズ

カードは、いわゆる「名付き」の物がランダム入手できたり、強化(アップグレード)もできます。
カードが強さに直結するので、とにかくカードスロットの拡張と、装備コスト(マナ)を増やすのが重要だと思います。
ーーと思ってレベルアップはマナに注ぎ込んでいたのですが、大釜に素材を溜め込んでから回収すれば、レベルアップ時に上昇させなかった方をボーナス付きで回収できたことに、ここまで進んで気付きました。

パッシブ効果のカードが強いので、私は今のところほぼ装備品に枠を割いています。

ブック・オブ・デーモンズ

攻撃系のカードも本当は使ってみたいところです。

ペーパークラフトで表現されたキャラクターグラフィックと、カードゲーム風の見た目なども含めてボードゲームっぽい雰囲気があります。
オープニングは飛び出す絵本調だったかな。世界観がガッツリ現れていて、引き込まれました。初回起動時しか見られない仕様だったのが残念です。

ブック・オブ・デーモンズ

よく見ると地獄の底の悪魔が「ひよこちゃん」を持っていたり、ダークな雰囲気でありつつ軽いノリも感じます。ディアブロのパロディ要素などもありそうなのですが、私がディアブロ未プレイなのでその点は不明です。

日本語翻訳は問題ないレベル。多少の誤字はありますけれど、意味が通じないレベルの文章はありません。キャラクターのセリフ回しが世界観に合っているので満足しています。

ブック・オブ・デーモンズ

季節の挨拶も実装されていて、「ハッピーニューイヤー」とか「ハッピークワンザ!」と言われて、びっくりしました。正月に遊ぶの相応しいゲームですね(笑)。
英語音声付きなので、聞き取り勉強にもなるかもしれません。「想像できる? 愛する人がシチューにされてしまうところを」なんて言い回しをいつ使えるかは分かりませんが。

そんなわけで楽しんではいるのですが、次第に敵の数が増え、手間を感じることも増えています。特に、連撃に反撃してくる魔物と無敵時間のある魔物は、ゲームを面白くするのではなく面倒にするギミックだと感じています。また、スタンさせられると、画面に飛び散る星を集める操作が発生するのですが、これもゲームテンポを悪くしているように思います。

ブック・オブ・デーモンズ

せっかくシンプルな作りのゲームなのに、こう言ったいくつか余計な要素があるのはもったいないですね。
あとはキャラクターの足の早さも、少し不満。あまり動きが機敏だと難易度調整に影響してしまうけれど、全敵倒した後に、拾い忘れた金貨を探し回っているときくらいは、もっとスピーディに移動して欲しいです。

多少文句はありつつも、もう1/3は攻略できていますし、難易度も下げてますので、サクサクと楽しんでストーリークリアまでは遊んでみたいと思っています。

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