ナムコットコレクションDLC10本購入特典「パックマンChampionship Edition」を遊びました。
本作はファミコンソフトではなく、XBOX360で発売された「パックマン チャンピオンシップ エディション」をファミコン風に逆移植したもの。
それっぽいパッケージがついてますが、ナムコットソフトはNo.83(ファミスタ'94)が最後だから、これも本作用に特別に用意したものですね。
面白いです。
1回目はルールを理解するための捨て回、2回目はコツを掴むための回、そして3回目で1位を取りました。NORMAL難易度なのでまったく誇るような成績ではないですが、どんどん早くなるゲームスピードに合わせて自分の判断と操作も加速していくので、予想以上に白熱し、1位だとわかった瞬間は思わずガッツポーズもしました。
一見、普通の「パックマン」のように見えますし、実際にプレイ開始直後の印象も普通のパックマンと変わりません。
しかし、本作の目標は、ステージ内のドット食べ切ることではありません。
一定のスコアに達するとフルーツなどの特別なアイテムが出現し、これを食べるとドットが再配置されます。そのため、ミスするかタイムアップになるまでひたすら食べ続けることになります。
パワーエサを取るたびにゲーム速度が上がるので、気が付くと超高速で走り回っていることになります。あまりに早くて、ぼんやりしていると曲がり角で曲がれないくらいです。
スコアを伸ばすのであればイジケモンスターを倒して回りたいところですが、モンスターが倒されると通常状態に戻るのは本来の「パックマン」と同様。ゲーム速度が猛スピードになる本作だと、通常状態のモンスターがパックマンを追う速度はとんでもなく高速なので、単に長く生き延びることを目標にするなら、イジケ状態の維持を重視して、倒さない方が楽だったりしますね。
パワーエサが切れないよう、道順も結構考えさせられます。
残機0でゲームオーバーになるか、制限時間まで逃げ切ると終了。スコア計算されてランキング登録、という素っ気ない終わりですが、リザルトグラフまであるなど、なかなかの再現度です。
ファミコンだと半透明な表現ができないので、グラフはお世辞にも綺麗とは言えませんが、「パックマン チャンピオンシップ エディション」を完全再現しようという心意気が嬉しいところです。
プレイ内容に応じて、アチーブメントも手に入ります。
「パックマン」に新たな魅力が加わった一作だと感じました。