Switch「CAPCOM ARCADE STADIUM」で遊びました。
https://www.capcom-arcade-stadium.com/ja/

カプコンアーケードスタジアム

本作は、DLCでカプコンの1984年〜2001年アーケードタイトルを遊べるようになる、いわば、カプコン版「ナムコットコレクション」。
ナムコファンの私ですが、レトロゲーム集としての出来は本作の方が総合的に上だと思いました。

本作のホーム画面は、ゲームセンターの形態になっています。最初は、画面が煩くて好みじゃないと思ったのですが、触れているうちに、なかなか凝った作りであることに気付いて感心しました。

カプコンアーケードスタジアム

まず、プレイするタイトルは筐体から選ぶのですが、コイン投入前のゲームデモが流れているので、「このゲームはこういうプレイ画面なんだ」と知ることができます。さらにプレイ中に隣の筐体や手元を見ることも可能。

カプコンアーケードスタジアム

全く機能的には必要ないのだけれど、ゲーセンで遊んでいる雰囲気を感じられてテンションが上がりました。

いつでもセーブ/ロード、巻き戻しはレトロゲーム集の定番機能なので、もちろん完備。

カプコンアーケードスタジアム

本作の巻き戻し機能(リワインド)は、ビデオのように動画で巻き戻し、任意のタイミングで解除できます。「数秒前」という曖昧な戻りかたをするナムコットコレクションより、断然使い勝手がいいです。巻き戻る中で状況を見て、この動きが不味かったと学ぶこともできます。
さらに英語版への切替、難易度やゲームスピードを変更する機能まであるのだから至れり尽くせり。
画面を縦方向にして縦シューティングをそのままに楽しめるのは、ニンテンドースイッチならではの要素ですね。

唯一の難点は、本作はDLCの単品販売がなく、10本パックでの販売に限定されていることですね。この手の企画は応援したいものの、もともとゲーセン世代でなく、興味のない積みゲームを増やしたくない私としては、手を出しにいです。金額的には、10本パックでも1500円しかしないので、「安い!」と驚きました。

そんなわけでひとまず、無料で付属している「1943~ミッドウェイ海戦~」と、2021年2月25日まで配付されていた「魔界村」をプレイしました。

カプコンアーケードスタジアム

魔界村」は、この手の難しいレトロゲームとしてよくプレイされているので、イメージトレーニングは完璧だったのですが、腕前が全くついてきませんでした。
前半のゾンビ地帯を抜けるだけで、5人くらいアーサーが犠牲になりました。

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中盤で念願のレッドアリーマーには会えたものの、その動きに翻弄されて全く攻撃が当てられず、1回目のプレイは挫折しました。
アーサーのジャンプ力が予想以上に低くて、見た目以上に辛かったです。それと、鎧って出現率が低いんですね。鎧があれば1回は耐えられるとは言え、その鎧がレアなのでほとんど即死と変わりません。

カプコンアーケードスタジアム

攻撃を避けるのが難しいので、なるべく敵は倒したいのですが、松明なんかだと、攻撃を当てるのも一苦労で、当てようと躍起になっているうちに後ろから別の敵に近付かれるなど、手が足りない状態でした。かといって慎重に進むと、タイムオーバーもあるし、これは難しい。
理不尽な難易度ではないのですが、ステージ1でこの有様なので、やはりある程度アクションセンスがないと難しいゲームだと思います。

1943~ミッドウェイ海戦~」は、その名の通りミッドウェイ海戦を題材にした縦シューティングゲーム。

カプコンアーケードスタジアム

全体的に速度が早いので全く反応できず、画面に飛び交う弾丸の数に打ちのめされたーーのですが、意外にも面白くて数回プレイしました。

カプコンアーケードスタジアム

空中戦の後に、空母などのボス戦が待っている独自の二段階ステージが気に入りました。セビウスも似たようなものですが、本作は最初に攻撃目標を提示して、ボスを見つけると「ワレ敵艦隊発見セリ」と電信する演出が発生。更に一度目のアタックで失敗すると再出撃になるなど、いかにも海軍ゲームと感じる演出が実にいいのです。

カプコンアーケードスタジアム

しかしこの演出のせいで、最初は自機は日本軍側だと思い込んでいました。2面で空母を撃沈したところで、自分が米軍だったことに気付きました。日本軍側だと、プレイヤー勝利はありえないという史実配慮なんでしょうか……。

カプコンアーケードスタジアム

あとは、自分はパワーアイテムを取るのが下手だと痛感しました。まず、アイテムの出現に気付くのが遅く、敵機や弾丸に遮られることが多数。上手く拾いに行けても、敵の接近が怖くて常にショットボタンを連打してるせいで、アイテム取得前に弾を当てて、欲しかった兵装を別のものに切り替えてしまうことが多々ありました。

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