PS4版アクションRPG「Bloodstained:Ritual of the Night （ブラッドステインド：リチュアル・オブ・ザ・ナイト）」開始。
現在地：アーヴァント村到着
「悪魔城ドラキュラ」の元開発者・五十嵐孝司氏が手掛けたメトロイドヴァニアゲーム。
ちなみに、購入後、実際にプレイする前にフリープレイ対象になってしまった初のゲームです（苦笑）。
18世紀イギリス。悪魔の力を吸収する結晶を埋め込まれた少女ミリアムが、同じ境遇の仲間ジーベルが世界に復讐しようとするのを止めるべく戦うという展開。
まだ最序盤ですが、名前が違うだけで、ほぼ「悪魔城ドラキュラ 月下の夜想曲」系列の新作ですね！
ここなんて、入った瞬間、セーブ部屋だと分かりました（笑）。
そして、五十嵐氏の新作を買いたいというプレイヤーは、ほぼ間違いなくその路線を期待しているわけですから、これはKickstarterとして満点のゲームだと思います。リリース当初はバクなどもあったようですが、ある程度日が経ったいまでは問題なさそうです。むしろ、キャンペーン以外のモードも多数ある充実した作りで、嬉しくて堪らないくらいです。
メトロイドヴァニアといえば、探索していく中で、新たな能力を手に入れ、その能力によってまた行ける範囲が広がる、と楽しさが組み合わさっているのが特長。
本作も初っ端のガレオン「ミネルヴァ」から、現在の能力では絶対に届かない天井への入り口が見えていたので、ジャンプ強化能力を手に入れてから戻ることを、忘れず心にメモしました。
逆に、ボス前の甲板から右上のエリアは横移動だから、ジャンプ後に必殺技「旋空脚」を２、３発入れて飛距離を伸ばせば届きます。
といっても、私は格ゲーコマンドが上手く入力できないアクション苦手プレイヤー。FF6でマッシュの爆裂拳が出せなくて、兄弟子と20分くらい戦い続けたくらいです。なので、ここを突破するのにお恥ずかしながら30分くらい掛かりました。
飛び移った先で入手できた海賊帽は、そんな後半の性能という感じでなく、正にいま入手すると嬉しい程度の性能だったので、ここを「旋空脚」で突破することは、想定通りの行動のようです。
その他、地図を手に入れて眺めていたら、どこからも繋がっていないエリアがあることに気付いて隠し部屋に辿り着いたりしました。自分の攻撃で壁が壊せて、思わずビックリです。
こうやって探索した報酬がちゃんとあって、装備や大金が手に入るのが嬉しいです。ディレクショナルシャード「フレイムキャノン」で大砲の導火線に火をつけて壁を壊し、ショートカットを開通させるなど、進むほど今後の移動も楽になります。
複数の側面からどんどん探索意欲を掻き立てるのは、さすが匠の技です。
船内を一通り探索した後、ゴーストのシャードだけ手に入っていなかったので、どんな性能が気になって、狩りまくりました。一体しか出ないので、このエリアをずっと出たり入ったりです。
なかなかドロップしないので、この個体はシャードをドロップしない設定なのかと疑いましたが、なんとかサモン・ゴーストを習得できました。
入手したときには、ドロップ率6％のエーテルが4個も手に入っていました。
肝心のシャードはゴースト召喚系で、強いと言えば強いけれど、コストを考えるとヘッドフレイルの方が使いやすいかな……。
十分すぎるほど探索したので、ボス・ヴェパルは危うげなく撃破できました。
アーヴァント村に到着すると、悪魔に襲われた惨劇の村ではあるのですが、雨が晴れ、空が見えることで開放感を感じました。
今後は、ここを拠点として探索の範囲を広げていくようです。
錬金術によるアイテム合成や、生き残った村人からクエスト依頼を受けるなど、「月下の夜想曲」にはなかった今風のゲーム要素が色々追加されていて、各種図鑑埋めなどでも熱が入りそうです。
教会から派遣されたエクソシストという時点で、ドミニクには警戒心を抱いているのですが（店番を交代できそうなアンが存在する点も疑わしい）、他の村人は逆に一癖ありすぎて、いい人たちっぽいな……と感じています（笑）。
主人公ミリアムは、見た目の大人っぽさに反して、意外と子供っぽいですね。
最初は違和感がありましたが、10年間眠ったままだったという設定を考えれば、精神年齢は外見より10歳低いわけで、納得しました。撮影機に興味津々なやりとりはとても可愛かったので、早く使えるようにしてあげたいと思います。
武器は、序盤から色々手に入っていますが、結局最初に入手したシューズのまま、しばらく進みそうです。振りの速さは短剣の方が上かもしれませんが、当たり判定が狭く感じます。悪魔城といえば鞭のイメージもあったけれど、中身が幼いミリアムにはちょっと合わないかと感じています。