富士見ファンタジア文庫クロスオーバーRPG「ファンタジア・リビルド」WORLD03までと、最近のイベントの感想です。
なんだかんだ、遊び続けています。
スレイヤーズ以外の参戦作品はほぼ知らないので、原作を読もうかな?と思っているくらいです。
実は引退するつもりで、手持ちの幻想石とガチャチケット、金と育成素材を一度全部使い切ったのですが、その状態で遊んだらゲームバランスが程良い具合になりました。
1ターン目に真那の「ヴォルフファング」で雑魚を散らせるようになった時点で、明らかに世界が変わりました。楽な戦闘は一気に蹴散らし、難易度の高い戦闘は状態異常やバフ・デバフを駆使して戦うという感じで、コマンドゲームとして面白く感じてきたのです。
毎度シナリオを分割配信する仕様はすっきりしないし、相変わらずUIは悪く、不具合も多いけれど、繰り返し行われたメンテの甲斐もあって、開発側が想定しているゲームの方向性が感じ取れた気がします。
細かいことでは、初期のADVパートでは、イマジンでもアラストルでもモンスターでも、敵はみんな同じグラフィックだったのが、WORLD03から一部書き分けされるようになったのも改良だと思います。
最近は起動時ロードも改善された気がしますが、これは気のせいでしょうか。
メインストーリーは、配信開始から約半年でWORLD03ひとつしか増えていない鈍足進行ですが、私はそれ以上に鈍足プレイで、先日ようやく最新話に追いつきました。
季節クエストやデイリーミッション分のクエストをやっていると、なかなか進まないためです。AP半減キャンペーンは、常時でいいと思います。
AP回復を惜しみなく使うスタイルに切り替えて、ようやく進みました。
自分の進行が遅いこともあって、WORLD01でエンデが本当の意味で戦う覚悟を決めるまでの描写は、丁寧だと思う反面、長過ぎるとも思ってイライラしていました。
それでプレイを止めるつもりだったのですが、WORLD02以降は、ギャグとシリアスがバランスよく馴染んできて、ぐっと面白くなりました。
特にWORLD03は、敵側が本作オリジナルのキャラクターだけでなく、「フルメタル・パニック」及び「ハイスクールD×D」から、かなり癖のある面子を持ってきた上でフルに活躍させていた点が良かったと思います。
ガウルンは、このWORLDだけで退場したのが勿体なく感じる人材でした。カシムの消滅も、直接描かずに描写したのがグッときました。
本作オリジナルキャラクターの敵に関しても、WORLD03のサーリスは、「会話は成立するが分かり合えない怖さ」があって、大変面白いキャラクターでした。こんなインパクトも能力も強いキャラクターを出してしまうと、この後、彼女を超える敵は出てこないんじゃないかと、心配になるくらいです。
戦闘も、負け確定バトルかと疑うくらい大変でした。
レベル80超の主力が早々に倒されて絶望したけれど、エンデの必殺技で防御を固めて、チマチマダメージを与え続けたらなんとか突破できました。
トドメを刺せていないので、また再戦の機会はあるのでしょうけれど、次も酷い泥臭いバトルになりそうです。
仲間の方も、負けずに濃い面子が増えましたね。
イッセーやら美九など、あそこまでオープンにスケベ全開だと、逆に好感が持てます。戦闘でもホーム画面でも、美九に怯えている女子が多くて笑いました。
無茶苦茶熱くて格好いい場面から、熱量はそのままにおっぱい連呼の名場面を生み出したイッセーのことは、近付きたくないけれど尊敬します(笑)。
メインに比べると、イベントストーリーはいまいち面白くないのですが、それでも初期に比べたら、だんだん改良されてきました。「バレンタイン・パニック!?」辺りから、分かりやすくギャグ寄りになってきたのが良いのかな、と感じています。
ストーリーはともかく、ドロップアイテム集めなどが段々緩和されてきて、目玉報酬が取りやすくなったのは、素直に良い点だと思います。イベントであまり周回要求が厳しいと、せっかく新規プレイヤーが増えても、やめてしまいますものね。
周回プレイが嫌いな私でも4月イベント「これはイースターですか? いいえ、動物園ではありません。」は、イースターエッグポイントの報酬を全回収できました(その代わりハルナちゃんポイントは諦めました)。
現在開催中の「SCARLET RAVEN」でも、最後のボックスまでたどり着けています。途中のボックスをリセットする必要なかったな、と目算を誤ったことを悔しく思ったくらいです。
ガチャはプレイ開始時点で感じた通り、遊んでいる中では一番排出率の悪いゲームだと思います。
キャラクター育成の手間がかなりかかる方ですが、なかなか新規キャラクターを入手できないので、逆にバランスは取れているのかもしれないと思ったくらいです。イッセーやイヴ先生を狙ってみたけれど、各60連程度では擦りもしなくて、ちょっと苦笑いしました。
ピックアップされてこの確率ですから、引けないことも納得です。
そんな具合で、不満はありますが、このゲームのいい点も見えてきたので、時間が取れる間はのんびり遊び続けそうです。
来月には配信開始から半年経つので、スマホゲームの良くあるパターンとして、ハーフアニバーサリーイベント的なものがあるのかな、と少し楽しみにもしています。