Sablé MICHELLE（サブレミシェル）のサブレ各種
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近年、写真映えは良いけれど味は普通以下というスイーツが増えたと感じて落ち込んでいたのですが、このサブレミシェルは、見た目も味も上々。私が小麦粉のお菓子が好きという点を差し引いても、美味なサブレです。
少しずつ食べようと思っていたのに、美味しくて一気に食べてしまいました。
特に見た目も味も凝っていて、人にプレゼントしたくなる２点を紹介します。
ケーキサブレ
名前の通り、ショートケーキをイメージしたサブレ。
チョココーティングのせいで、どこを掴んでも食べ難いのが難点ですが、ケーキの見た目を再現する工夫そのものは、とても素敵です。たとえばホイップクリームを模した部分は、丸いボーロをチョココーティングしたもので、サブレ屋のお菓子だという意地を感じます。また、お店によると、季節に応じてコーティングに使用するホワイトチョコレートを変えており、春は溶けにくいものになっているそうです。その辺も、配慮を感じます。
１枚でもそこそこインパクトのある見た目ですが、人に贈るならお勧めは缶です。
ケーキ型の缶自体も可愛いし、中のサブレはホールケーキのように丸く並べられていて、とても華やかです。そして、２段目以降にはコーティングのない普通のサブレが入っているので、本来のサブレの味をちゃんと楽しめる点が嬉しいと思いました。
ヴォヤージュサブレ
各国をイメージしたイラストをあしらった缶に、その国の名所や文化などをモチーフにした型のサブレを詰め合わせたもの。
とにかく可愛いので、「ジャケ買い」的にあれこれ買い込みたくなります。
写真は、左からエジプト、ウィーン、フィンランド缶です。
中に入っているサブレの味は、どの国の缶かで若干差異があります。ただし、その国らしい味を入れているのでなく、形の見た目の都合のようです。
たとえば、このエジプト缶の中身は、バター４枚、卵サブレ４枚、いちご、チーズ、カカオ、アールグレイが２枚ずつでした（＋割れ防止の金平糖）。缶によっては他に、紫芋、抹茶など合計８種類の味がありました。
蓋を開けた瞬間、サブレの香りにうっとりします。
味はかなりしっかりしています。特に、まるで果肉を食べているようないちご味や、かなり苦目に調整された抹茶には驚かされました。
甘いサブレの中に、チーズ味が入っているのも珍しいですね。ワインのつまみに良さそうなコクでした。
唯一、底にシリカゲルの袋が２つ入っていて、かなり上げ底状態だったことには、ガッカリしてしまいました。下段は３枚くらいあると目算していたので、もっと食べたかったーー！という嘆きです。
これも見た目を壊さないように、敢えて隠しているのでしょうから、仕方ないですね。