現在地:T260G編・クーロンで情報収集まで
3番目(ヒューズ除く)の主人公は、メカことT260G編を選択しました。
とても美しく素敵なプロローグで、始まったばかりですが、もうこのシナリオが好きになりました。
冒頭のシップ墜落シーンは、一歩引いて見ていたのですが、タイム少年に発掘されたT260Gが再起動してからの展開が、冒険の始まりとして王道にまとまった流れで、一気に引き込まれます。
出発地であるボロが、他のキャラクターでは訪れることがないリージョンというのも、特別感があります。
タイム少年とクズ鉄集めをする日々から、闘機場で戦闘用メカの面目躍如として格好いいところを見せ、その活躍で招いてしまった少年の危機を救い、このままこんな風に子守をしながら暮らしていくのかと思ったところで、使命に目覚めて旅立つことを希望すると、少年は最初嫌がるがーー
なんていう、1週間くらいかけて展開しそうな流れを、1日で終わらせちゃう超スピード展開は、さすがサガです。
本当に短い、現実時間で十数分のことですが、T260Gとタイムに心の交流があったことはちゃんと納得できました。
T260Gが敢えてスクラップとして売られることを選び、タイムたちにお金を残したことを、ゲンさんは「あいつはメカだから思いやりだとかそういうんじゃない」と語っていたけれど、どうなんでしょう。単に無賃乗車できるという計算だけでなく、姉弟への情や、少しでも感謝を伝えたい気持ちがあったのでないか、と思わされます。なんせ、2人とも可愛いですからね。
T260Gの目的達成だけを考えるなら、カバレロ事務所で話をつける必要だってなかったはずです。合理性だけで行動はしていない、と思いたくなります。
それから、T260G編の相方がゲンさんとは知っていたのですが、そのゲンさんが、予想よりずっと格好良い酔っ払いだったのでビックリしました。
タイム救出時の熱さと、なかなか口も上手いことに惚れました。酔っ払いには違いないけれど、酒代に金を注ぎ込んで破滅するタイプではないみたいだし、飲んでいても喋りは明晰です。T260Gがゲンさんの戦闘能力を把握しようとして質問した時も、ちゃんと答えてくれていて、案外真面目です。
なにより、子供たちに優しいのが好ましく思いました。
仲間は、スクラップの酒場でクーンとメイレンが加入して四人になりました。
酒場にはリュートもいたのですが、仲間フラグをミスったようです。何かありそうな動きはするのですが、仲間になろうとしないので捨ておきました。この調子だと、リュート編をやる頃にはリュート以外が成長しきっているだろうから、主人公時でも二軍に下げちゃうかもしれません。
カバレロと話をつけた後は、クーロンに移動して情報収集。何度も通ったクーロンですが、こんなところに情報端末があったのか、と驚かされました。
なお、ここの文書にも英文が紛れ込んでいました。どういう扱いかはわからないけれど、やはりサガフロは英語が普通に存在する世界観なんですね。
端末のログからシュライク、シンロウ、マンハッタンの名が登場したので、それぞれでイベントがあるようです。
スクラップの酒場で中島製作所の社長から誘われた縁があるので、次はひとまずシュライクを目指します。