ヒューズ編(最終兵器事件Ver.)クリア

サガフロンティア

ヒューズ編は、もともと本編ifという簡易なシナリオですが、それにしても今回はあまりに短くて驚きました。前回が長めのレッド編だったので、余計に落差がありました。
シナリオチャートが3つで終了です。

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エミリア編も割とすぐ終わったけれど、まだ進行中にダンジョン攻略もあったので、多少は任意戦闘をする機会が設けられていたのに対し、今回は、メインシナリオを追うだけだと、初戦がラスボス戦になる構成でした。
私はいつも通り、プロローグが終わった時点で生命科学研究所にコットンを迎えに行ったから、そこで一戦しましたけれど、それを加えても二戦でクリアです。

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エンディングも、ヒューズは関与せず、本編のシーンをそのままという作りでした。素敵な一枚絵ではあるけれど、ヒューズの影響で物語が動いた部分が見られず、物足りなかったです。

最初は、ボロでT260Gと出会い、カバレロの件を一緒に片付けたので、この調子で関わっていくのかなと思いました。

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しかし、その後のT260Gの使命に纏わる大冒険には一切関わらず、別途リージョン破壊兵器の秘密を追ううちに、レオナルドの手引きで最終戦に間に合うだけ。やや唐突感が否めませんでした。
ヒューズが関与したことで変化したのは、T260Gが機能停止せずに目覚めたまま終わったことくらいです。

T260G編は本編のお話が良すぎて、さすがのベニー松山氏もヒューズを絡ませにくかったのかもしれませんね。

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また、今回はヒューズの相棒役がラビットだというのも淡白さに拍車をかけたか、と思います。ラビット相手だと、掛け合いでヒューズがおちゃらける頻度が低く、進行に従うだけになっていると感じました。

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同じメカでも、ナカジマ零式なんかはとぼけたキャラクターだし、もしレオナルド博士が勧誘に乗ってIRPOに来た場合は、ヒューズを振り回したり振り回されたりしてくれそうだから、この辺はメカごとの個性ですね。

とは言え、ヒューズらしい面白いやりとりもありました。オメガボディに移行したT260Gを「滑らかになった」と評したのなんかは、結構好きです。

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あとは、ゲンさんがダイブに付いていく!と男気を発揮する横で、「そんなけったいなところに行きたくない」とぼやいたのも面白かったです。

そのゲンさんが、エンディングで「酒で世界をぼやかすのは終いにする」と言って、T260Gの「またお会いしましょう」という挨拶に明確な返事をしなかった点が気になりました。

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シナリオ中、含蓄のある台詞がちょこちょこ出てくるので、ゲンさんはただの腕自慢の剣士というだけでなさそうです。「大工の源さん」みたいな風貌のせいで、プレイ前は庶民階級だと思っていたけれど、ワカツの城の案内ができるくらいだし、それなりに地位があった人物なのかもしれませんね。
もしそうだとすると、ワカツ滅亡のことでトリニティに殴り込みに行くつもりで、もう会えないと覚悟しているから返事をせず、別の話題にして去ったのかも、などと妄想しました。

そして、ゲンさんが故郷ワカツを失ったことも、中島製作所の社長が愚痴っていたことも、すべてモンドに繋がるんですよね……。

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次の主人公を誰にするか悩んでいたのですが、この繋がりを重視してリュートにする選択肢が上がってきました。
リュート編はフリーシナリオだと聞くので、集大成として最後にするつもりでした。でもリュートは一軍から外せるから、ファシナトゥールでLP支払いの商品を買っても問題ないはず。そのことを考えると、早めにプレイするのが良い気もしてきました。

一軍から外せることを重視した理由は、実は今回こそメカ軍ができると思ったけれど、よく考えたら主人公のヒューズが人間なので、メカ軍で戦うには2軍を作るしかないと気付いたためでした。シナリオでラビット、T260G、レオナルド博士、零式を加えることができて、さらにマンハッタンでBJ&Kも仲間にできるから、数は5体揃うのに惜しかったです。

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せっかくだから、ヒューズもメカ化しちゃう無茶苦茶展開でも面白かったかもしれません。

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