TVアニメ「すばらしきこのせかい The Animation」全12話視聴終了。
さらに、本日配信開始の「新すばらしきこのせかい」体験版もプレイしました。

すばらしきこのせかい

ビート編の日程がゲーム(DS版)と異なる進みだったので、リマスター版の追加シナリオが挿入されて新作ゲームに直接繋がるような終わりかたをするのかと身構えていましたが、きちんとアニメだけで話が終わってホッとしました。

ただ、完全にメインシナリオだけ追う展開だったので、ゲーム未プレイの視聴者が脱落せず楽しめたのかは疑問です。
シキ編序盤がつまらないのはゲームも同じですし、それは意図したシナリオ構造ですが、アニメはヨシュア編に入っても期待した盛り上がりがありませんでした。それで、ヨシュア編の面白さというのは、本筋の謎以上に、スマブラ含めサブクエストに寄るものだったんだと実感しました。
逆にビート編は、話が単純化したぶん面白く感じ、ゲームと真逆の印象で興味深かったです。
同じシナリオでも、プレイヤーが能動的に体験するゲームと、受動的に体験するアニメの差ですね。
もちろんその差には良い方もあって、ライムノイズが可愛く&活躍していたり、北虹へのトドメがゲームでは有り得ない3人協力技だったり、アニメだからこそできる表現もされていました。原作ゲームを尊重していると感じられる安心感もありました。
来週は放送がないことが寂しく、続編ゲームの発売がアニメ直後だったら良かったのに、と思うくらいです。

そんな視聴者の気持ちを察したか、最終回放送後、各プラットフォームで体験版が配信されたので、早速遊んでみました!

すばらしきこのせかい

グラフィックやロード周りの不安があったので、敢えてSwitch版をプレイしたのですが、結論からいうと、Switchでも特に問題なかったです。人物のポリゴンはやや粗い気がしましたが、本体性能よりモデルの問題だと思いましたし、プレイしているうちに見慣れました。
製品版にデータを引き継げるので、本作はこのままSwitch版を購入しようかなと考えています。

プレイできる範囲は、オープニングから死神ゲーム2日目終了まで。およそ1時間半程度。

すばらしきこのせかい

まず、3Dになった渋谷にワクワクしました。
私は「渋谷の地理が頭に入る」とお勧めされて前作を遊んだのですが、今作はエリア移動時に地図も見せてくれるから、よりわかりやすくて、渋谷の街を歩いている感覚になれますね。建物の二階に行けるようになっていたのも興奮しました。

すばらしきこのせかい

視点を自由に動かせない点と、マップの向きと画面の向きが合ってない点は残念です。

キャラクター数は無茶苦茶増えましたが、全員特徴的なので把握しやすいです。
リンドウとフレットは年相応の男子学生という感じで、ネクと違い「コミュ力」が高いのでやりとりが軽快です。
ただ、フレットが死神バッジを買ってきた時点で、こいつが元凶か!と一瞬思いました(笑)。でもバッジを手に入れただけで誰も彼も死神ゲームに参加していたら、バッジが流行するはずもないし、ゲームにはバッジ入手以外の参加パターンもあるようだし、これだけがゲーム参加の要因ではないのでしょう。

すばらしきこのせかい

死神バッジを拾ってくれた人物がすり替えた?とも思ったけれど、状況証拠から考えると、RGからUGに移動したのは道玄坂からスクランブル交差点に戻るときのはずで、少しタイムラグがあります。
女子高生5人の会話が、行きは実際の声に出した言葉で、帰りは知らぬ間に「心の声」を聞いているズレの描写なんだ、と気付いたときにゾクゾクしました。

そして、目的の南師が予想以上に早く登場して驚きました。しかも優しい!

すばらしきこのせかい

ーーいや、さすがに優しいは言い過ぎでした。相変わらず自分勝手に喋っているだけです。しかし死神ゲームで生き抜くために必要なことを南師なりに教えてくれているので、新宿死神たちと比べたら、遥かにいい人に見えます。前作では参加者のことを「ヨクトグラム」呼びしていたのに、「ゼプトグラム」に格上げしてくれてますしね。アナザーデイ南師との融合体だと言われたら信じます。
ピックアップに任せると、装備バッジが、割とファンシーな柄になりがちなのもギャップで面白かったです。

すばらしきこのせかい

リンドウとフレット以外とは接触しないので、参加者と名乗りつつ、実は運営と関係なく勝手に戦っている可能性もありそうです。

モブで、王子が変わらず活動していたのが地味に嬉しかったです。少し歳をとって、貫禄が出た感じもしますね。

すばらしきこのせかい

さすがにショップ店員とかまでは記憶にないけれど、この調子で前作のモブキャラも結構登場しそうで、楽しみです。

戦闘システムは、「アクションゲームだが、チーム全員をプレイヤーが操作する」という基本仕様を飲み込むまで戸惑いました。

すばらしきこのせかい

被弾してスタンするだとかは個人ごと処理するけれど、HPは一つで、ある意味「チーム」が1人のキャラクターみたいな状態です。そこを理解した後は、すごく忙しくて面白いバトルだと思いました。
DS版も2画面を同時操作という独特のバトルだったから、そういう意味では正統進化なんですね。
チェインしてから戦闘したり、難易度を上げるとドロップ率が変わるだとか、前作の知識がそのまま利用できます。ピグノイズを発見した時は、懐かしい!と思いました。

すばらしきこのせかい

逆に、新しい要素として登場した「リマインド」は、思い出させる一手間として絵を浮かび上がらせる操作が面倒だと思いました。

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絵を組み立てるパズルミニゲームとすら言えません。ただ、今のところ演出的な意味しかないからそう思ったのですが、製品版をプレイしたら、ここにもなんらかの意味があったとわかって、掌を返すのかもしれません。

お話自体は区切りの良いところで終わったのですが、ナギが登場しそうなところで、続きをひと月待たねばならないのがもどかしい!
発売が楽しみです。

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